シェラトンに泊まって宮崎牛
本紙掲載日：2020-09-25
3面
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県内修学旅行に補助−旭小児童も満喫
新型コロナ禍を受け、約９割の公立小学校は、修学旅行を県内で実施している。延岡市の旭小学校（大��陽子校長）６年生９０人は２４、２５日、宮崎市や日南市を訪れ、県庁や青島、飫肥城址（し）など県内の名所を満喫した。
感染拡大防止のため、県境をまたぐ移動が自粛となり、修学旅行についても県は県内を目的地にする教育旅行を推進。バスの借り上げ経費を補助する「『みやざき学び旅』促進事業」でバックアップする。
旭小は当初、鹿児島県への１泊２日を１１月に予定していたが、「県内のいいところを知ってほしい」（大��校長）と変更。県庁や県総合博物館、飫肥城址、宮崎科学技術館を訪問場所に選んだ。
目的地を県内にすると、県のバス費用補助に加え、宮崎市観光協会の教育旅行推進事業で宿泊費補助も活用できる。旭小の児童らはハイグレードな「シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート」（同市）に宿泊し宮崎牛を含むディナーを楽しんだ。また、県庁では特別にシンボルキャラクター「みやざき犬」の歓迎を受け、本館と今年７月に完成したばかりの防災庁舎を見学した。
６年生の徳丸新汰君は「本館の中がきれいで、豪華（な造り）だった。１回しかない修学旅行で、これまでと違い、宮崎のいろんなところを知ることができるのもいい。夜のご飯が楽しみ」と話していた。