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新作「ひっひっひくしょーん」

本紙掲載日:2020-10-03
7面

延岡生まれ、中元寺隆夢さん

◆笑いのスタミナに

 延岡市生まれで絵本作家、イラストレーターとして活動するちゅうがんじたかむさん(34)=本名・中元寺隆夢、東京都在住=が絵を担当した新作の絵本「ひっひっひくしょーん」(角川書店)がこのほど完成、発刊された。1月に発刊された「はっはっはくしょーん」(同)の続刊。「コロナ禍でいろいろなことが変わり、ふさぎ込むような出来事が多くなったが、この絵本を読んで少しでも笑って過ごす時間が増えてくれたら」と話している。税別980円。

 前刊に続き、いたずら好きの「くしゃむしくん」が、またまた登場し、動物たちの鼻先に「ぶーん」と止まる。たまらずウサギが、ワニが、カバが、ゴリラが「ひくしょーん」と大きなくしゃみ。

 すると、あらあら大変。耳が伸びたり、歯が飛び出したり、鼻の穴が膨らんだり…。ユーモアあふれる愛らしい描写に思わず大笑い。ページをめくるたび「次はどうなるの」と想像が膨らむ。

 前刊と同じく、絵本作家あいはらひろゆきさんと結成するユニット「たあ先生」として制作。幼稚園と保育園に通う子ども1000人に協力してもらい、登場する動物の種類や、くしゃみのパターンなどを絞り込んだという。

 累計の発刊部数は現在、「はっはっはくしょーん」3万6000部、「ひっひっひくしょーん」1万5000部。2冊で計5万部を突破している。

 ちゅうがんじさんは延岡市で生まれ、幼少期を東京都で過ごしたが、毎年夏には同市に帰郷。「記憶の半分は延岡での思い出。僕が今も笑顔を絶やさずにいられるのは、温かくて優しい延岡の山と海と人々のおかげ」と語る。

 「はっはっはくしょーん」の発刊に合わせ2月以降、ふるさとの保育園や幼稚園などに計500冊を寄贈。その後、帰郷を計画していたところコロナ禍に見舞われ、その後もかなわないままだ。「延岡の子どもたちが、どういう表情で僕の絵本を楽しんでくれているのか、直接会って見てみたいという気持ちは今もある」とちゅうがんじさん。「いつか笑って会える、その日のために、この絵本を笑いのスタミナにしてもらいたい」と話している。

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