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児童が盲導犬を学習−東海小

本紙掲載日:2020-10-13
6面
「おしっこ」に関する質問では、実際に使う道具をはめながら説明した

ハーネスを着けている時は仕事中

 延岡市の東海小学校(工藤寿充校長、357人)は9月25日、九州盲導犬協会を通じて、同市差木野町の盲導犬ユーザー後藤文一さん(71)と盲導犬の玉露を講師に招き、3年生64人が盲導犬について学習した。

 自分の住む町にさまざまな立場の人が暮らしていることを理解し、地域の一員として自分ができることを考え実践しようとすることが目的。総合的な学習の時間を使って、学級別に実施した。

 児童と対面した後藤さんは「玉露君、雄、4歳です」と紹介。早速「ストレート(まっすぐ進め)」「ライト(右へ)」などの指示を出して盲導犬と歩く様子を見せると「すごい英語や」と児童は驚きながら見守り、障害物の机を避けると歓声を上げた。

 事前に補助犬について書かれたパンフレットで勉強していたという児童。質問タイムでは多くの手が挙がり、「えさは何を食べるの?」「お風呂はどうするの?」「合図の種類は?」「訓練期間は?」など盲導犬の生活や育成について、子どもらしい豊かな発想で出される多くの質問に、後藤さんは丁寧に答えた。

 このうち「ずっと仕事をしているのか」の問いに「ハーネスを着けている間は仕事をしている」と回答。「仕事中に話し掛けたり触ったりすると気が散ってしまう。まずはおじちゃんに聞いてね」と呼び掛けた。

 2組の柳沢ゆいさん(8)は「盲導犬に初めて会うことができてよかった。英語(盲導犬への合図)とかは分からなかったけど、おとなしくて偉いと思った。他の種類の介助犬にも会ってみたい」と話していた。

 後藤さんは、幼い頃に実際に見て触れることで盲導犬やユーザーへの理解が深まると考えており、小学校での授業は1月に続き2回目。

 授業を終え、「いまだに盲導犬と一緒だと入店を断られる店もある。理解がないために断られることが一番つらい。啓発活動を続け、県北全域を対象に授業ができれば」と話していた。


後藤さんと玉露を見ようと身を乗り出す児童
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