川崎航汰さん（門川小２年）ら４人最優秀賞

本紙掲載日：2020-10-20

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門川町小中学校読書感想文コンクール

　門川町内小中学校の児童生徒を対象にした２０２０年度第３８回読書感想文コンクールの表彰式と発表会が１７日、同町南町のクリエイティブセンター門川であった。小学校低学年の部で川崎航汰さん（門川小２年）、同中学年の部で道田蒼之介さん（同３年）、同高学年の部で佐藤輝歩さん（五十鈴小５年）、中学校の部で藤元悠々子さん（門川中３年）がそれぞれ最優秀賞に選ばれた。同町教育委員会、同町立図書館主催。

　読書への意欲を高め、その感動を文章に表現することで自分の考えを伝える力を育んでもらおうと毎年開催している。

　小中学校から合わせて８２６点（小学校５９６点、中学校２３０点）の応募があり、各学校での１次審査を経て、小学校３４点、中学校１４点の計４８点が２次審査に進み、審査委員会が厳選した。

　コロナ禍のため表彰式は検温や消毒などの感染予防策を講じて行われ、入賞した児童生徒１６人やその家族をはじめ、新原とも子町教育長、町内小中学校の校長、来賓の安田修町長ら約７０人が出席した。

　あいさつに立った新原教育長は「選び抜かれた皆さんの作品は目の付けどころが良く、文章の書きぶりも良かった。『いいな』と思った本は友達にも紹介し、友達から紹介された本はぜひ読んでほしい。たくさんの本を読んで心を豊かにしてもらいたい」と激励。入賞者一人一人に賞状を手渡した。

　審査委員長を務めた門川小学校の竹﨑成夫校長は「書き手の思いあふれる力作ぞろいだった。皆さんの研ぎ澄まされた感性と心の声をしっかりと受け止めさせてもらった」と講評。安田町長は「これからも素晴らしい本と出合い、親しみ、たくさんの喜びと感動を味わいながら、新しい自分を発見してほしい」と、入賞した児童生徒をたたえた。

　表彰式後には最優秀賞、優秀賞各受賞者のうち８人が登壇。それぞれの感想文を発表した。最優秀者のタイトルと、優秀賞、優良賞、佳作の児童生徒は次の通り。

【小学校低学年の部】最優秀賞＝川崎航汰（門川２）「おおきなきがほしい」▽優秀賞＝黒木心琉愛（五十鈴１）▽優良賞＝黒木愛峨（門川２）田中豹牙（同１）▽佳作＝請関向日葵（草川２）田吹莉央（同）

【小学校中学年の部】最優秀賞＝道田蒼之介（門川３）「セミってすごい」▽優秀賞＝山野内瞬（門川３）▽優良賞＝井野内佑駕（五十鈴４）冨脇凛子（同）▽佳作＝島田杏璃（門川４）横山こころ（五十鈴３）

【小学校高学年の部】最優秀賞＝佐藤輝歩（五十鈴５）「捨て犬・未来と捨てネコ・未来」▽優秀賞＝黒木かりん（草川５）▽優良賞＝佐藤菜央（門川５）川野衣茉里（草川５）▽佳作＝遠藤結愛（草川６）黒木寿真（五十鈴５）

【中学校の部】最優秀賞＝藤元悠々子（門川３）「生きていることは素晴らしすぎる」▽優秀賞＝川越結有（同１）▽優良賞＝初田優希（同３）松田悠汰（同）▽佳作＝甲斐愛海（同）後藤真唯子（同１）