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第42回県高総文祭−書道・弁論

本紙掲載日:2020-10-26
7面
【書道】小泉さんと作品「臨香紙切」
【弁論】全国出場を決めた五ケ瀬中等の森田さん

五ケ瀬中等5年生が全国へ

◆書道−細く、強くで初の全国獲得・小泉晏慈さん

 書道部門では、五ケ瀬中等教育学校5年の小泉晏慈さんが全国大会選抜賞に選ばれた。来年7月開幕の全国高校総合文化祭和歌山大会に出品される。

 平安時代中頃の小大君(こだいのきみ)の作と伝わる「香紙切(こうしぎれ)」は、線の細さの中に強い筆力があり、巧妙な筆運びが求められる。「鋭く、張りがある感じに仕上がった」と納得の出来栄えで、自身初となる全国大会を決めた。

 姉の影響で小学1年から延岡市の書道教室に通い始めた。初めは気乗りしなかったが、五ケ瀬中等教育学校に入学してから気持ちが変わった。書道部に入った同級生2人のレベルの高さに悔しさを覚えて火が付いた。

 当初は古典にはどこか苦手意識があったが、小泉さんの線質を見た書道教諭が「かな文字」を勧めてくれたことで変わった。かな文字の細さと繊細さが小泉さんの持ち味のキレと合致。古典も気に入った。

 今回の題材は書道部顧問からの提案だったが「異常に細くて、これが書けるのかな」と思ったという。あまりの細さに集中力が持たない。慣れるまでは練習量でカバーした。

 7月の席上揮毫(きごう)大会で同じ作品にチャレンジし、その時にもらったアドバイスでさらに上達。字の幅や古典の特徴を意識しながら書き上げた。「成長できたかなって思う」。

 高総文祭だけでなく、さまざまな全国大会が行われる。全国で自分の作品のレベルを知るのは怖さもあるというが、「これからも、全国に出しても恥ずかしくない作品を書いていきたい」と意気込んでいる。


◆弁論−伝わることの喜び感じた・森田玲朱さん

 第42回県高校総合文化祭弁論部門は9月30日、日南市国際交流センター小村記念館であり、五ケ瀬中等教育学校5年の森田玲朱さんが優秀賞を受賞。来年7月に開かれる全国高校総合文化祭和歌山大会への出場が決まった。

 「かっこいい」。昨年の弁論部門に出場した先輩の姿に引かれたことが出場のきっかけだった。思い返してみれば、人前で話すのは嫌いではないのだが、ちゃんと意見を伝えることはなかった。弁論への出場は自分自身へのチャレンジだった。

 挑戦は決めたものの、不安や悩みもあって担当教諭に意思を伝えられない。背中を押してくれたのは都城市にいる母親との電話。「やることが大事だよ」の言葉に2週間の悩みが吹っ切れた。

 発表のテーマは昨年冬にフィリピンで1週間行った研修。支援を受けてレストランで働く元貧困層の人との会話で感じたことを伝えることにした。内容を作り込んでいくうちに「自分が感じたことが言葉であふれてきた」と、まとめるのにも苦労した。

 スピーチ時の表情やスピードなど、どうすれば伝えられるのか試行錯誤した末の本番。優秀賞という結果に「自分が伝えたかったことが、ちゃんと届いたっていうことが見える形で分かってうれしかった」と達成感に包まれた。

 大会後に2学期の始業式で抱負を発表した時も友人から「上手だったよ」と声を掛けられた。「自分にしか伝えることができないことを言葉にして伝えられる。弁論の魅力を改めて感じました。全国での発表も楽しみです」

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