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作品集25「上を向いて歩こう」刊行

本紙掲載日:2020-10-26
3面
みやざきエッセイスト・クラブの作品集25「上を向いて歩こう」

みやざきエッセイスト・クラブ

 みやざきエッセイスト・クラブの作品集25「上を向いて歩こう」がこのほど鉱脈社から刊行された。県内のエッセイスト24人による30作品を収録している。

 タイトル名は谷口二郎さん(産婦人科医、宮崎大学医学部看護学科臨床教授)の作品から。暗い気持ちで歩いている自分に気がつき、上を向いて歩くと「気持ちがパッと明るくなった」。このタイトルのように新型コロナ禍にあって前向きになれ、力をもらえるような作品が並んでいる。

 旭化成で延岡勤務が長かった鈴木康之さんは「たゆたえども沈まず」と題したエッセーを寄せた。タイトルは、「どんな苦難にも決して屈しない船乗りの心意気」を表現した言葉。「セーヌ川水運組合の紋章」でその後、「パリ市の紋章になった」という。

 この言葉に出会った1964年の西欧バス旅行の話。旅の途中で遭遇した世界的な政治の動き。昨今のコロナ禍での医療従事者への謝意、口蹄(こうてい)疫ウイルスの克服体験、地球温暖化などを取り上げ、さまざまな問題とこれからの行く末。それらを案じながらも、タイトルの意味に気持ちを込めた。

 鈴木さんは34年8月生まれ。58年に旭化成工業(当時)に入社。旭化成労連書記長などを経て延岡支社次長、新日本化学(新日本ソルト)社長などを歴任。現代俳句協会会員、俳誌「海程」同人。2016年に宮崎市芸術文化功労賞受賞

 「上を向いて−」の執筆者は、冒頭を飾った伊野啓三郎さんの「ウイルスからの脱出」、最後は渡辺綱纜さん「コロナコロナ/コロブナコロブナ」など。

 カバー絵、扉絵とも山本祐嗣さん(日本美術家連盟会員、県美術家協会会長)。1996年の題1集から毎年発行し今年で四半世紀を迎える。定価1200円(税別)。

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