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虐待・最多1953件

本紙掲載日:2020-10-30
1面

実父母からが全体の9割−19年度

◆県内3児童相談所−意識高まり通報増加

 県内3カ所(延岡、中央、都城)の児童相談所に寄せられた2019年度の虐待相談件数は1953件で、統計を取り始めた1990年度以降で最多になったことが県の調べで分かった。事件報道で県民の関心が高まったことによる通報の増加が主な要因。主たる虐待者は実父母が全体の約9割を占めた。また、被虐待児の半数近くが未就学児だった。

 県こども家庭課によると、近年は県民意識の高まりで560件だった2013年度を、15年度は715と過去最多を更新。16年度は631件と減ったが、17年度は前年度比80・0%増の1136件と一気に1000件の大台を超え、18年度も1379件、19年度はさらに574件(41・6%)増加した。

 相談内容は、言葉による脅しなどを含む心理的虐待が153件増の940件(48・1%)でトップ。蹴るなどの身体的虐待が564件、食事の世話をしないなどのネグレクトが421件と続いた。性的虐待は28件だった。

 主たる虐待者は実母が最多の957件、次いで実父803件と双方で1760人(90・1%)を占めた。被虐待児の内訳は0〜6歳が923件(47・3%)と最も多く、以下、小学生687件、中学生239件の順。

 相談経路は警察等が741件(37・9%)で最も多く、次いで学校等268件、市町村(福祉事務所等)251件、近隣知人229件など。家族からは131件で、うち虐待者本人(母親)も43件、同(父親)は2件だった。相次ぐ児童虐待事件の報道で、近隣住民など周囲の人が積極的に通報する傾向が高まっているという。

 同課は「通報や相談件数は年々増加しており、子どもの命が奪われる重大な事件も後を絶たない。児童虐待は社会全体で解決すべき重要な課題」として、虐待が疑われる子どもがいた場合は、匿名でも可能な児童相談所全国共通ダイヤル「189(いちはやく)」や市町村窓口に即通報するよう呼び掛けている。


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