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田中病院、8年連続の全国へ

本紙掲載日:2020-10-30
9面
天皇賜杯第75回全日本軟式野球大会に臨む田中病院(提供写真)

31日から、天皇賜杯全日本軟式野球大会

◆監督「今年こそは日本一」

 門川町の特定医療法人浩洋会「田中病院」が31日から、全国ナンバーワンを決める天皇賜杯第75回全日本軟式野球大会(岡山県開催)に臨む。昨年は36年ぶりの準優勝を果たしており、直野祐介監督はコロナ禍の中、出場に理解を示してくれた職場の仲間や家族に「今年こそは日本一をプレゼントしたい」と意気込んでいる。

 コロナ禍で行われた今年の県予選は、吉田病院(延岡市)が感染拡大防止の観点から出場を断念するなど辞退が相次ぎ、5チームのトーナメント戦となった。田中病院は、初戦を東海軍団(延岡市)に6―0で勝利。決勝は接戦の末、宮崎サニクリーン(宮崎市)に7回時間切れの3―2で競り勝った。今回で8年連続の全国出場となる。

 直野監督は「理事長先生をはじめ職場の方々の理解に感謝し、そして快く送り出してくれた家族に今年こそは日本一をプレゼントしたい。全員野球で粘り強く、最後まで諦めず一戦必勝で頑張りたい」と抱負を述べた。

 仙田山大輝主将は、コロナ禍の中でも「野球ができることに感謝してプレーしたい」と誓い、「応援してくれる職場の方々や支えてくれる家族に、日本一という結果で恩返しできるよう精いっぱい戦い、明るいニュースを宮崎に届けたい」と意気込んだ。

 大会には、各都道府県予選を勝ち抜いた56チームが出場。田中病院は初戦で、北海道南代表の神出設計ecoaハウスと対戦する。

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