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▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
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(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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ひむかオペラの会10周年でコンサート
◆会場を生かした演出で美しく
「ひむかオペラの会」(後藤紀子会長)の10周年記念「オータム・ロビーコンサート」が10月25日、延岡市東浜砂町の延岡総合文化センターであった。新型コロナウイルスの影響で自粛が続いたため、本格的な音楽会は久しぶりの開催。換気に配慮してホールでなくロビーを会場にしたが、ドレープ状の白い幕を飾り付け、曲目によって色の変わるライトを設置するなどすると、豪華な会場に一変。13人の出演者は、豊かな表情やしぐさで役に成り切って歌い、ロビーいっぱいに美しい歌声が響き渡った。
同コンサートは、来年に延期が決まった「国文祭・芸文祭みやざき」の「さきがけプログラム」の一つ。文化庁、国文祭・芸文祭延岡市実行委員会、同オペラの会、のべおか文化事業団などが主催した。
最初の曲はベルディの歌劇「椿姫」より「乾杯の歌」。グラスを手にした歌い手9人が登場し、にこやかに乾杯をしていると、事務室の上のバルコニーにいた2人が歌い出すという、ロビー会場ならではの演出。「受け付け開始後すぐに定員に達した」という約70人の来場者は、思いがけない所から聞こえる声に驚きつつも、見上げながら演奏を楽しみ、歌い終わると満足そうに拍手を送った。
同会は、県北の小中学校を対象にしたスクールコンサートも行っており、オペラ曲の合間に、合唱曲の「落葉松」「いのちの歌」なども披露。全員で声をそろえた美しいハーモニーで来場者を魅了した。
西小4年の國友いろはさんは「きれいだった。久しぶりに聞けてうれしかった」と笑顔。喜歌劇「こうもり」で、合唱団の一員として歌った女声合唱団ヴォーチェ・のべおかの久保田明子さんと倉尾秋子さんの2人は「ジェスチャーをしながら歌ったあの時を思い出した」と興奮した様子。「久しぶりのコンサートで気が晴れた」「まるで生き返ったよう」と喜び、「(ロビーでのコンサートは)装飾もすてきで新鮮な感じがした。きょうはとても楽しかった。気分がいい」と満足そうだった。
「ひむかオペラの会」は2010年3月、「地元でグランドオペラを―」という思いから、県北にゆかりのある声楽家やピアニストによって発足。12年に「こうもり」、14年に「カルメン」、17年に「魔笛」、19年に「ラ・ボエーム」を上演した。
コロナ禍で同会も8月まで練習ができない日々が続いたが、この日は今までに上演したオペラの歌を中心に全部で10曲を歌った。後藤会長は「10年を迎えることができたのは温かいご支援のおかげ。コロナ禍の中、皆さんに歌を届けられたことが何よりもうれしい。これからも切磋琢磨(せっさたくま)していきます」と話した。
出演者は次の通り。
ソプラノ=後藤紀子、國友響子、米良利恵子、山川有希子(特別出演)、芳野瞳、木村紗弥香▽メゾソプラノ=領家久美子(特別出演)、梶谷千賀子(同)▽テノール=柳田啓志、岩元徹(特別出演)、渡邊祥吾▽ピアニスト=高橋あゆみ、佐貫冴美