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1枚 300円 |
LL サイズ
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1枚 500円 |
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1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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富美山北区約20人が作成
◆危険箇所を確認−地域の連携強化にも
地域コミュニティーの強化と防災意識の向上を目的に県はこのほど、延岡市の山月1区公民館でマイハザードマップ作成講座を開いた。県や市の職員、同市富美山北区約20人の住民らが参加、同区内の危険箇所を確認し、その後のマイハザードマップ作成で防災意識を高めた。県主催の同講座は、延岡では初めて。
同マップは、自宅周辺の危険が想定される箇所や避難所、避難経路などを地域住民らが記入することで、より身近なハザードマップを作成する。地域住民の災害に対する意識が高まり、早期避難や地域の連携強化にもつながるという。
講座では、県土整備部の四位和久主幹が「マイハザードマップは円滑な早期避難行動に有効な手段で、地区独自の防災計画になる。行政と住民が一体となって防災力の強化を図りましょう」とあいさつ。職員の説明後、参加者は2班に分かれて富美山北区内の危険箇所を歩いて巡った。
参加者らは、側溝に段差がある場所や街灯が無く暗い場所、のり面のコンクリートにひびが入っている山の斜面、裏山に崖崩れが起こっている住宅など、災害時に危険と思われる現状や特徴、体験談を話しながら区内を回り、熱心にメモを取っていた。
公民館に戻ると、地域ごとに三つのグループに分かれ、参加者が持ち寄った情報を付箋に書き込み、意見を出し合いながら用意された地図に張っていった。地図には危険箇所のほか「道路が冠水する」「子どもが小さい」「1人暮らしの高齢者がいる」など災害避難時に必要と思われる数多くの情報も張られ、地域独自のハザードマップが完成した。グループごとの発表もあり、地区内の危険箇所や避難経路など参加者全員で共有した。
富美山北区の山本民子区長は「地区内の危険箇所などを再確認する良い機会になった。参加していない住民にも今日の情報を伝えたい。区民の命と財産を守るためにも、防災活動を継続していきます」と話した。
県によると、作成したハザードマップは県がいったん持ち帰り、まとめ直した後、富美山北区内の住民に配布するという。