銭湯で恋活イベント
本紙掲載日：2020-11-07
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２０日夜、九州初、現代版歌垣−延岡市柳沢町「喜楽湯」
◆参加者を募集
銭湯で男湯と女湯に分かれて和歌を詠み合い、恋の相手を見つけ出す珍イベント「歌垣風呂」が、２０日夜に延岡市柳沢町の「喜楽湯（きらくゆ）」で開かれる。実行委員会は独身男女に広く参加を呼び掛けている。
歌垣とは、若い男女が集まり、相手が見えない中で恋する気持ちを歌に託して詠み合うという古くからの習俗で、万葉集や各地の風土記にも記述が残るという。
今回のイベントは、男湯と女湯を隔てる壁によって「互いの容姿は見えないが声は聞こえる」という銭湯の構造を生かした現代版歌垣として、まちづくりプロデューサーの陸奥賢さん（大阪市）が考案。２０１５年から全国１５カ所で開催し、九州では初となる。
男女は事前に顔を合わせないよう時間をずらして午後７時と同７時半に集合して開始となる。風呂場では名前も分からないよう番号で指名し、主催者が用意した「初恋」や「すれ違い」などのテーマごとに、風呂に入りながら即興で五七調の〃短歌〃を作って壁越しに読み合い、内容を解説する。
男女それぞれに気に入った歌を選んで、詠み手の番号を提示。互いを選び合ったもの同士がいた場合はカップル成立となり、互いの連絡先を交換する。
これまで開いた歌垣風呂には総勢２１６人の男女が参加し、３６組のカップルが成立。歌垣終了後には顔合わせの交流会も開くという。
定員は男女８人ずつ。参加費は風呂代と軽食付きで３千円。申し込みは陸奥さんのフェイスブック（アドレスｈｔｔｐｓ：／／ｗｗｗ．ｆａｃｅｂｏｏｋ．ｃｏｍ／ｍｕｔｓｕｓａｔｏｓｈｉ）か、アーツカウンシルみやざきの山森さん（�筍娃坑亜Γ坑械牽掘Γ械械械魁法�