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「権利擁護とはなにか」

本紙掲載日:2020-11-07
2面
日田剛さん
学術書「ソーシャルワークにおける権利擁護とはなにか『発見されていない権利』の探求」

九保大講師・日田さん、学術書出版

 九州保健福祉大学(延岡市吉野町)の社会福祉学部講師で、NPO法人「ままのて」(宮崎市)の理事などを務める日田剛さん(42)はこのほど、社会福祉士の使命の一つとされる権利擁護についてまとめた学術書「ソーシャルワークにおける権利擁護とはなにか『発見されていない権利』の探求」(A5判、178ページ)を旬報社から出版した。税別2400円。

 「社会福祉士は権利擁護を行うソーシャルワーカーである」と定義した上で「ソーシャルワーカーは、ときに権利を抑圧する側に加担する立場にもなる」と日田さん。「ソーシャルワーカーとしての倫理基準とは相いれない実践を求められる現場で、ジレンマを抱えるソーシャルワーカーは少なくない」という。

 著書では、「そんな現実を『権利擁護を行うソーシャルワーカー』である社会福祉士こそ変革するべき」との立場から、その使命を見失わないための目印として、権利擁護について論じている。

 具体的には、権利擁護について理論的に言語化して整理。社会福祉士の実態や成年後見人制度との関係性などを調査分析し、権利擁護を「実践に使える道具」として提示している。

 また、現在のコロナ禍や相次ぐ自然災害を踏まえ「生活を困難にする問題が、これほどまでに怒濤(どとう)のごとく多くの人々を囲い込む時代が過去にあっただろうか。それはつまり、権利擁護を行うソーシャルワーカーが今までになく求められているということでもある」としている。

 自身も社会福祉士の一人であり、著書について「繰り返し問われ続けている『社会福祉士とは何をする人か』という問いの、答えの一つになれば」と話している。

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