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深まる秋、アユ2題

本紙掲載日:2020-11-10
1面
堰を設けて網を放つ「しばぜき漁」(延岡市北川町川内名熊田、永代橋下)
延岡水郷鮎やなに落ちアユ(9日)

 晩秋から初冬へ。秋が深まるにつれ、朝方の冷え込みも身にしみてきた。気温が下がるにつれてアユの話題もにぎやかになってきた。北川水系ではしばぜき漁、大瀬大橋下流に架かる「延岡水郷鮎(あゆ)やな」では落ちアユも増えてきた。


◆堰近くに網を放つしばぜき漁が最盛期−北川水系

 産卵時に川を下るアユの習性を利用した「しばぜき漁」が最盛期を迎えている。伝統の漁が継承されている延岡市北川町の北川流域には、十数カ所に堰(せき)が設けられ、近くで網を放つ人の姿を見ることができる。

 しばぜき漁は、川幅に合わせて打ち込んだくいにしばやササなどを絡ませて流れをせき止め、動きが制限されたアユを投網で捕らえる漁法。大正時代に高知県の漁師から伝わったものが発展し、現在では北川水系の秋の風物詩として知られている。

 水深が深くなる下流域では投網が困難になることから、川内名熊田の永代橋下は「最後のとりで」ともいわれる〃堰所〃。同所で40年近く漁を行っている今井次郎さん(70)によると、20センチ台が多く取れた昨年に比べてこれまでのところ漁果は小ぶり。数も少ないという。

 今井さんは「今年の堰の設置は12月10日まで。これから数が増え、サイズも大きくなることを期待したい」と話している。


◆やなの落て簀に数十匹−延岡水郷鮎やな・跳ねるアユ

 大瀬大橋下流に架かる「延岡水郷鮎やな」で9日午後、数十匹のアユが群れるように落ち、落て簀(す)で元気よく跳ねた。

 やなの下流側に設けられた桟橋には、たまたま見学に訪れた数人の市民が身を乗り出すように見入り、カメラや携帯電話で撮影していた。

 あゆやなは、産卵のために川を下るアユの習性を利用した伝統的な漁法。3本の木材を組み合わせた「うま」を川を横切るように並べ、うまに沿って立てた「落て簀」に下ってきたアユを誘い込む。五ケ瀬川水系では300年以上の歴史がある。

 やなは30日まで架設され、日没から午後5時までライトアップされ、大瀬大橋上や対岸から幻想的なやなの風景が楽しめる。

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