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かがり火たき、一夜明かす

本紙掲載日:2020-11-10
8面
玉串をささげ、神前に手を合わせる参列者
点火すると、地元の人が持ち寄った古いお札などに火が移り、一気に炎が上がった

水谷神社で「お日待ち祭」−延岡

◆秋の実りに感謝、平穏祈願

 延岡市吉野町の水谷神社で10月24日、かがり火を囲んで一晩を明かす伝統の行事「お日待ち祭」があった。地域の人たちらが食事や酒を楽しみながら秋の実りに感謝し、平穏と新型コロナウイルスの早期終息を祈った。

 祭りは、江戸時代に流行した信仰をベースにして公認された庶民の娯楽行事が由緒とされ、旧暦の9月11日に行われる県北でも珍しい行事。同神社は、神武天皇の兄、五瀬命(イツセノミコト)夫妻を祭る神社であることから、大和へ旅立った一行をしのび、帰りを待つ行事との伝えもあるという。

 この日は、辺りが暗くなり始めた午後6時ごろから神事。祝詞奏上、玉串奉てんに続く点火式では、地元の甲斐心温さん(7)、心喜ちゃん(5)、心結ちゃん(3)きょうだいが大役を務めた。法被姿の3人が、父の輝人さん(41)の手助けで積み上げられた古札などに点火すると、ゆっくりと炎が上がり、薄暗かった一帯を明るく照らした。

 訪れた人たちは、手作りの赤飯やおでんなどをつまみながら歓談、特別な一晩を過ごした。

 祭りは、「お日待ち」の名の通り、翌朝まで儀式が続く。宮司は、地区の住民の名前を読み上げて幸福を祈る「百度ばらい」を行い、神世話人らは早朝に境内に集まって朝日を拝んだ。最後は、吉野地区の境界に当たる東西南北4カ所と、地区内にある「庚申(こうしん)さん」7カ所に御幣を立て、すべての儀式を終えたという。

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