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たすきをつないで完走

本紙掲載日:2020-11-20
7面
スタートする第1走者
沿道の人の応援を受けながら走る鞍岡小の児童

鞍岡小が恒例の駅伝大会−五ケ瀬

 五ケ瀬町立鞍岡小学校(脇山辰己校長、41人)の駅伝大会が13日に鞍岡地区内であり、児童がたすきをつないで無事完走した。

 毎年この時期に行われており、児童は1カ月ほど前から体育の授業時間などに練習。この日は赤、青、黄、白の4チームに分かれて、学年や本人の希望などに応じて決めた600、800、1000、1200メートルのいずれかを走った。

 旧鞍岡中学校体育館で開会式があり、脇山校長が「一生懸命走り切ってください」とあいさつ。児童を代表して5年生の吉村玲音さん(10)が「最後まで走り切り、たすきと一緒に心をつなぐことを誓います」と宣誓した。

 コースは同校前の直線道路を往復する計9・6キロで、児童はたすきをつなぎながら力走。沿道の保護者や地域住民、他の児童から「頑張れ」の声援や拍手を受けながら走った。

 最初にゴールテープを切った青チームのアンカーで6年生の飯干広陽さん(11)は、力走したチームメートを褒めながら「(沿道の)地域の人や先生たちが『頑張れ!』って言ってくれたので頑張れた」と話した。

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