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コロナ終息願い例大祭−今山八幡宮

本紙掲載日:2020-11-25
3面
今山八幡宮で行われた秋季例大祭の本宮祭

御神幸などは中止し本宮祭

 延岡市にある今山八幡宮(伊藤俊郁宮司)の秋季例大祭の本宮祭が24日、同宮本殿で行われ、行政関係者や周辺地域の区長ら参列者全員が、五穀豊穣(ほうじょう)に感謝し、新型コロナウイルスの終息を祈った。

 同宮は毎年11月23、24日の2日間、五穀豊穣(ほうじょう)に感謝する秋季例大祭を実施。23日には稚児やみこしが街中を練り歩く御神幸祭、24日に本殿で神事を行う本宮祭を開いている。

 しかし、今年は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ観点から、御神幸祭を中止。本宮祭は参列者の数を制限し、式次第を簡略化して行われた。

 神事では、伊藤宮司が来年の豊作に加え、新型コロナウイルスの終息を祈る祝詞を奏上。「例祭を含む神社の祭司は、どういう状況でも継続してきた。本宮祭ができたことは皆さんのおかげ」と感謝を述べた。

 同祭には、山本一丸副市長や鍋倉幸次警察署長、同宮総代会の谷平興二会長ら各分野の代表者約30人が参列。全員が玉ぐしを奉てんし、所願成就を祈願した。

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