アユの塩焼きと「ラ・ラ・ランド」
本紙掲載日：2020-12-05
3面
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ドライブインシアター・かわまちバーベキュー広場
◆コロナ禍でも楽しめた
アユの塩焼きを食べながら車に乗ったまま映画を鑑賞する「はっぴぃドライブインシアター」が１１月２８日、延岡市大貫町のかわまちバーベキュー広場で開かれ、カップルや友人、家族連れなど車５０台が大型スクリーンに映し出された映画を楽しんだ。主催は文化庁、国文祭・芸文祭延岡市実行委員会、はっぴぃロックフェス実行委員会など。
同シアターは、来年に延期された第３５回国民文化祭・みやざき２０２０、第２０回全国障害者芸術・文化祭みやざき大会の「さきがけプログラム」の一つで、来年度に向けた機運醸成が目的。国文祭で市民参加型のまちなかロックイベント「はっぴぃロックフェス」をＪＲ延岡駅周辺で開く同フェス実行委が、コロナ禍でも開催できる今回限りのイベントとして実施した。
この日は、約１００組の申し込みの中から、当選した５０組が来場。入場口に設営したテントで、スタッフが来場者全員の検温を実施した後、料金に含まれるアユの塩焼き２匹を手渡した。映画は「ラ・ラ・ランド」を上映。会場には縦５メートル、横１０メートルのスクリーンを設置し、車高ごとに分けられた駐車位置から映画を楽しんだ。音声は車のカーステレオなどのＦＭ受信機で聞いた。
会社の同僚３人で訪れた市内の小屋松みすずさん、佐藤有莉さん、黒田尚美さんは「ドライブインシアターは初めて。楽しく会話しながら映画を鑑賞した。今後もこういったイベントを続けてほしい」。同フェス実行委の�鸚醉ゴ�実行委員長は「終了後のアンケートでは来場者から喜びの声が多数寄せられ、開催して良かった。無事に終了し、喜んでいただけたことは次のイベントへの自信になった」と話した。