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知事、今年の漢字は「禍」

本紙掲載日:2020-12-28
3面

禍福の福につなげたい

 河野知事は25日、今年最後の定例会見を開き、2020年を「禍」の漢字で表した。

 禍は「コロナ禍」などで多く使われ、全国公募の今年の漢字でも「密」に続く2位に選ばれていた。

 知事は「大変なことがあったという意味だけでなく、禍福はあざなえる縄のごとしという言葉通り、ピンチの中にチャンスの芽がある。次に生かす、福につなげたいという意味を込めた」。

 年末年始に向けては「まずは年始めの(新型コロナ)の沈静化、経済の回復がその先への大きな鍵になる。全力を傾注したい」と語った。

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