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県内外大学生が知恵絞る

本紙掲載日:2021-01-06
3面
マルイチの商品開発に参加している学生と中間報告で総菜案を発表する学生ら(宮崎市のアトミカ)

マルイチの新商品を開発中

◆中間報告会−総菜メニューを紹介

 県北を中心にスーパー8店を展開するマルイチ(本社・日向市、高木大社長)の新商品開発に取り組んでいる県内外の大学生がこのほど、宮崎市内で中間報告会を開き、考案中の総菜メニューを紹介した。

 同社は昨年9月から、県内立地企業に学生の長期インターンシップ(職業研修)を仲介するATOMica(アトミカ、本社・宮崎市)を活用した商品開発事業に着手。宮崎、宮崎公立、下関、筑波の4大学から9人の学生が参加して、スーパーで販売する新商品の開発に取り組んでいる。

 学生たちは同社が運営する日向市の農業法人「日向百生(ひゃくしょう)会」で野菜の無農薬栽培や収穫を体験。スーパーの蓄積データを使って、年代、性別ごとの来店時間や購入品種などを分析し、求められる商品のヒントを探った。

 新型コロナウイルスの感染防止にも配慮し、県外からの往来を控えつつ、グループごとにオンラインで会議を重ねながらメニューを検討。この日の報告会も県外の学生はインターネット通信を介して参加した。

 提案された総菜は、いずれも無農薬野菜を使用。学生らは濃厚な味噌(みそ)おでんや、カボチャの仲間で生食できるコリンキーなどを用いたかき揚げ、韓国風野菜豚丼、3種類のパエリアなど、趣向を凝らしたメニューと、それぞれ工夫した点やターゲット層を発表した。

 学生らは4月まで活動予定で、今後はロングセラー商品に仕上げるため、調理だけでなく材料調達や単価設定なども含めて吟味。開発や宣伝にかかる費用は、インターネット上で少額ずつ出資を募るクラウドファンディングを活用することにしており、魅力ある返礼品づくりも進めていく。

 同社の高木資子総務課長によると、日向百生会の認知度向上のため、気軽に手に取ってもらえる総菜に、商品の野菜を取り入れることを発案。学生たちの知恵を借りてヒット商品を開発しようと、アトミカからの紹介を受け入れたという。

 対面と遠隔を巧みに組み合わせるデジタル世代のやり取りにも刺激を受けたといい、「会社としても期待して見守っている」と評価。「学生が食に関心を持ってもらうことはスーパーとしてありがたいし、ほかの学生にも広めてほしい。最終的にはお客さまを含め、みんなが幸せになってくれるプログラムになれば」と話している。

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