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新型コロナ−県内、新たに29人

本紙掲載日:2021-01-12
3面

県北は日向市の1人

 県と宮崎市は11日、新型コロナウイルスの感染者が県北の1人を含め、県内で新たに29人(1296〜1324例目)確認されたと発表した。重症者は前日から1人増え、過去最多の5人となった。発表では感染者が9日に76人、10日に49人と減少しているように見えるが、土日・祝日は検査数自体が減るため、県は「数字だけに一喜一憂しないでほしい」と、徹底した対策の継続を訴えている。


◆日向市、60代女性が感染

 県北では日向市で1人の感染を確認した。1310例目となる60代女性で、医療機関を受診して感染が判明した1240例目の70代男性(9日発表)と接触歴があったという。


◆宮崎市11人、都城市7人−経路調査中、県全体で9人

 市町村別では宮崎市が11人(県1296〜1306例目)で最も多く、次いで都城市7人、小林市3人、三股町と西都市が各2人、日向市と都農町、日南市が各1人。長崎県の10代男性1人も報告された。全体では、29人中20人の感染経路は判明している。

 宮崎市の11人については、1306例目の20代女性が調査中で、1296例目となる宮崎市発表の60代男性は福岡県への訪問歴があることが判明。そのほかの9人についてはこれまで感染した家族や友人との接触が分かっている。

 県発表分の18人は、8人が調査中、10人の接触歴は確認できている。


◆重症者が過去最多−県、「病床はひっ迫」

 重症患者が過去最多となったことについて、渡辺善敬県福祉保健部長は「重く受け止めている」と語り、入院患者を重症化させないよう全力を尽くすとともに、重症化した場合も万全の治療体制を維持できるよう努めていく考えを示した。

 渡辺部長は重症者の受け入れ態勢について、「数字上は大丈夫だが、重症者への対応を含め病床はひっ迫している」と説明。「ギリギリの状況で受け入れ、治療をしていただいていると考えている」と危機感を語った。


◆入院97人、うち重症者1人増の5人−10日時点

 入院中の感染者は10日時点で97人となり、前日から7人増加。うち重症者は1人増の5人となった。

 県北では、日向入郷圏域の指定医療機関に4人、協力医療機関に1人。延岡西臼杵圏域の指定医療機関に1人、協力医療機関に3人が入院している。

 宿泊・施設等の療養者は102人で8人減少、自宅療養は258人で29人増加した。79人が入院・療養先を調整中。

 累計の感染者1327人(県外発表分の3人を含む)のうち、791人が退院・療養済み。


◆12日、速報値で10人程度

 県は12日、県内で新型コロナウイルスの感染者が新たに10人程度確認されたと発表した。前日検査分の速報値で、夕方に確定値の公表を予定している。


◆感染者数減は休日のせい−今後80〜100人で推移の可能性も

 感染者数は過去最多となった6日から減少しているように見えるが、県感染症対策室は「この週末で感染が収束するとか今後落ち着いていくと理解するのは早計で、今後1、2週間は80〜100人くらいの状況が続く可能性は十分ある」と、油断しないよう訴えている。

 9〜11日は3連休で休診している医療機関が多いため受診者が少なく、感染者の接触者に対する行政検査と異なり、個人がかかりつけ医などで受ける保険適用の検査数は平日に比べ極端に減少。そのため、12日からの検査結果が明らかとなる今週半ば以降の推移を注視する必要があるという。

 県独自の営業時間短縮が9日からのスナックやバーなどに続き、酒類を提供しない飲食店に対しても11日から要請され、渡辺福祉保健部長は「ご不自由をおかけして心苦しく思うが、まさに今の取り組みをもうしばらく続けていただくことが、沈静化につながり、医療体制、県民の命を守ることになる。短期的に数字が変わることで一喜一憂するのではなく、この期間中は改めて趣旨の理解と協力をお願いしたい」と呼び掛けている。


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