確定申告もコロナ対策

事前に分散し作成会−延岡税務署

◆２５〜２９日、住宅ローン控除
　２月１日〜１５日、年金受給者も

　２０２０年分の確定申告の相談会場開設（２月１６日〜３月１５日）に先立ち、延岡税務署は２５日から一部を対象にした申告書事前作成会を開催し、申告の受け付けや相談に応じる。新型コロナウイルス感染対策の一環。同署は申告相談の来場分散を図るため、協力を呼び掛けている。

　作成会は２５〜２９日と２月１〜１５日の２回に分けて開催する。

　１回目の対象は住宅ローン控除の適用を受ける人で、時間は午前９時〜午後４時（土日祝日を除く）。

　２回目は対象に公的年金等受給者を追加する。時間は公的年金等受給者が午前９時〜正午、住宅ローン控除の適用を受ける人が午後１〜４時。

　申告時はマイナンバー（１２桁）の記入、本人確認書類の提示や写しの提出が必要となる。

◇１階で入場整理券を発行

　確定申告で来場する場合、新型コロナ対策として同署１階で発行する入場整理券が必要となる。

　２月１日以降の申告相談については、国税庁が開設しているＬＩＮＥ公式アカウントから予約が可能で申込時に入場整理券の発行を受けることもできる。

　また、感染予防のため、整理券の配布状況に応じて、後日の来場を求められる場合もある。

　同署は、署内でのマスク着用や検温、消毒等への協力とともに、自宅などから申告可能な国税電子申告・納税システム「ｅ―Ｔａｘ」の利用、郵送による申告も呼び掛けている。

　確定申告に関する問い合わせは同署（電話延岡３２・３３０１、自動音声案内に従って「０」を選ぶ）。