飲食業者を支援－ガーデンベルズ延岡

本紙掲載日：2021-02-01

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弁当などの販売に開放される２階ロイヤルホール（延岡市川原崎町）

４日から弁当販売会－ホールなど無料開放

　延岡市川原崎町のガーデンベルズ延岡（廣瀬直樹支配人）は、４日から２階ロイヤルホールと建物前の駐車場を開放して、市内の飲食店が行う弁当やテイクアウトメニューの販売会を開く。宮崎市に本社を置く同社グループの延岡独自の取り組み。新型コロナ感染症第３波に見舞われ、厳しい現状にさらされている飲食業界を支援する。

　出店料、使用料は無料。市内の飲食店であれば弁当や宅配専門店でなくても構わない。飲み物は除くが、弁当以外の食べ物についても相談に応じる。

　販売日は今月第１週からの木、金、土曜日で、昼食時間帯の１部（午前１１時３０分～午後１時）と、夕食にも間に合う２部（午後４時３０分～６時）の２部制。

　ロイヤルホールでは十分な広さの１４店舗分を確保し、次亜塩素酸水を噴霧する。駐車場を使うキッチンカーは最大４台分のスペースを確保する。

　主な出店条件は、①食品衛生法に基づく必要な届け出や表示について保健所で事前に確認する②販売員は各店舗最大３人まで③トレーを用意し金銭は手渡ししない④キッチンカーを除き、事前に調理された物を販売する。―など、その他感染症対策として必要なガイドラインを順守すること。

　なお、午後４時３０分からの２部については、出店が１０店舗に満たない場合は全日程を中止する。好評の場合は延長も検討するという。

　「新型コロナを受けて、結婚式場も厳しい状況にありますが、地域に貢献することを第一に考えました。私どもも出店しますし、たくさんの方に足を運んでもらえば」と廣瀬支配人。

　ガイドラインと出店申込書類を用意しており、希望者は必要事項を確認して申し込む。問い合わせはガーデンベルズ延岡（電話延岡２１・１１２２）、Ｅメールアドレス（ｓｏｕｍｉｔｕ＠ｍｅｍｏｌｅａｄ．ｃｏ．ｊｐ）。