県独自の宣言−７日解除、正式決定
本紙掲載日：2021-02-06
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８日以降も強く警戒を
県の新型コロナウイルス感染症対策本部会議が５日、県庁で開かれ、独自に発令している緊急事態宣言（警報レベル４）を、予定通り７日を期限として解除することを正式に決定した。一方、８日以降も県内全域にレベル３の「感染拡大緊急警報」を発令し、強く警戒を呼び掛けていく。（３面に県内コロナ関連記事）
緊急事態宣言解除に伴い、外出自粛や飲食店に対する営業時間短縮、イベント中止・延期の要請は終了。４人以下での会食制限、県外との往来自粛など、それ以外の要請は続けていく。
８日以降の警戒レベルは国の緊急事態宣言に合わせて来月７日まで継続するが、同宣言が早めに解除されたり、県内で感染未確認圏域が一定数増えるなど、感染状況が落ち着けば、２週間程度でレベル２の特別警報に引き下げることもあるという。
第４波に備えた感染防止対策についても協議し、感染警戒区域や感染急増圏域は従来の数的基準にこだわらず、今後はより早い段階での設定を検討。接待を伴う飲食店の従業員や高齢者施設職員らを対象とした検査を強化し、早期に陽性者を探知してクラスターの芽を摘み取ることなどを申し合わせた。
会議後に会見した河野知事は「六つのお願い」として、�．泪好�を外さない（外す時は会話をしない）��外出時には感染防止対策を徹底�８�外との往来は原則控える�げ饋�は４人以下で２時間以内�ス睥霄圓箚霑端栖気�ある人、高齢者施設・障害者施設・医療機関の従事者は家族などいつも一緒にいる人とのみ会食�θ�熱の有無にかかわらず少しでも体調に異変があれば医療機関を受診する――を改めて訴えた。
その上で、「ここで気を緩めれば今月下旬にも感染が再拡大しかねない。人の動きが活発化する３月までにいかに抑えるかが重要だ」と、警戒と徹底した対策の継続を強く呼び掛けた。