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3月21日の山田監督最新作上映会は中止

本紙掲載日:2021-02-16
3面

日向市の有志でつくる山田会


 映画監督の山田洋次氏を敬愛する日向市民有志でつくる「山田会」(和田康之代表)は、3月21日に同市文化交流センターで開催予定だった同監督の最新作「キネマの神様」特別先行上映会を、新型コロナウイルス感染症の感染防止とともに、参加者の安全・安心を確保するために、いったん中止することを決めた。

 同会では今月20日から、同上映会の前売り鑑賞券を発売開始予定だった。3月末の状況が予測できないことや、安全な状況下で映画を心から楽しめる上映会を望んでいる市民が多くいるという声が届いたことから、開催は困難と判断した。

 同会は「完全に安全な状態で実施できるめどが立ったら、再度計画していきたい」と話している。

 同映画は原田マハの小説「キネマの神様」を山田監督が実写化。主演は沢田研二・菅田将暉。上映会当日はコロナ対策で2回に分けて上映し、山田監督の舞台あいさつも予定していた。

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