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2021新春インタビュー(25)−飯干淳志高千穂町観光協会会長

本紙掲載日:2021-02-18
1面

観光地ではなく観光地域を磨く

◆地域産業の価値を高める取り組みも

――昨年を振り返ってください。

 昨年は新型コロナに始まり、新型コロナに終わったイメージです。私が知っている限り、観光業界にとって一番大変な年でしたね。

 観光協会では高千穂峡の観光ボート、高千穂神社の観光神楽など運営事業や職員から感染者を出さないために統括責任者を設置。週3回の巡回を行って常に対策の改善をしてきました。

 総合案内所などを休止しての雇用調整期間中も職員らへの研修を半年以上行いました。新しいサービスを創る人材などの育成ですね。成果は既に出ており、職員一人ひとりがスキルアップしていると感じています。

 また、高千穂町では昨年5月に商工会、JA高千穂地区、観光協会などで「セーフティネットワーク高千穂」を発足。皆が高千穂全体でしっかり対策をしようと意識を一つにしたことが良かったと思います。

 毎月、事業者を巡回しながら意見交換をしています。私も実際に宿泊したりしながら現場を見ていますが皆さん、それぞれ努力されています。この1年間、町内の観光業界から感染者を出していません。皆さんの努力のたまものです。ありがたいですね。この意識を今後にもつなげたいです。

――今後の見通しは。

 まだ分からない部分が多いのですが、ワクチン接種に関心を持っています。接種がどれだけのリスク回避につながるのか。それが観光産業の今後の戦略を考える一つの重要な要素になると考えています。

 観光客の約半分は県内から。近い地域で暮らす人を大事にしていきたいと思っています。例えば、宮崎市からは約2時間で来られる。その距離に、非日常でリフレッシュしたり英気を養ったりできる場所があることを体験してもらう。

 高千穂だけでなく西臼杵郡、県北としてみれば幅の広い充実した旅ができます。地域で連携しながら旅への関心をより高められるようにしたいですね。

 アフターコロナを見据えて、国内の都市部からの旅行者やインバウンドに対しても外部組織とマーケティングなどに関する連携を強化していきます。

 新しい観光の〃芽吹き〃も作りたいですね。昨年、釜炒(い)り茶のサロンを開きましたが、次は地域全体の底上げにつながるように、例えば、釜炒り茶ツーリズムみたいなものを仕掛けるなど、地域産業の価値を高めることにも取り組んでいきます。

――今年の抱負をお聞かせください。

 新型コロナなど大きな問題があるけれど「こうやって乗り越えましょう。ピンチをチャンスに変えましょう」と町の皆さんにメッセージを出していくことが一般社団法人である観光協会の使命だと思っています。

 この1年間の経験を無駄にしてはいけません。私も皆さんへ「観光地ではなく〃観光地域〃を磨いていこう。観光で地域を元気にしていこう」とメッセージを出し続けようと思います。

(この連載は終了します)

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