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日向工業生が傘立て寄贈

本紙掲載日:2021-02-26
7面
寄贈した「傘立て」を前にする=左から=十屋市長、兒嶋さん、児玉さん、島原社長

兒嶋さん、児玉さん−3カ月の就業訓練で製作

 県立日向工業高校(倉岡正校長、310人)の生徒2人が地元企業でものづくりを長期間学び、製作課題として完成させた「ステンレス製傘立て」2基を25日、日向市に寄贈した。同市は市役所1階の入り口2カ所に分けて設置した。

◆MFEHIMUKAが協力

 寄贈したのは、機械科3年の兒嶋倫大さんと児玉朋也さん=ともに(17)、同市財光寺在住=。産学が協力して人材を育成する取り組み「デュアルシステム」の一環。同市の高校魅力向上支援事業の補助金を活用し、食品・産業機械製造会社のMFEHIMUKA(同市日知屋、島原俊英社長)の協力で年間を通じて行われた。

 2人は昨年4月から11月にかけて校内で同社に関する調べ学習や製作物の検討に取り組んだ。11月から1月にかけては毎週木曜日に同社へ出向き、朝から夕方まで社員と同じ時間帯で勤務。その間、担当者のアドバイスを受けながら図面作成から材料の割り出しと発注、パーツの加工や溶接、仕上げ作業まで全工程に取り組み、3カ月がかりで完成させた。

 傘立ては縦32センチ、横80センチ、高さ55センチ。表示板には同校の校章の文字を施したほか、同社所有のマーキングレーザー加工機を使って市花ヒマワリや、名物ひょっとこ踊りのキャラクター「ひょっとことおかめ」なども描いた。

 2人は3月1日に卒業式を迎え、それぞれ県北の企業に就職することが内定している。このうち、同社に就職予定の児玉さんは「ものづくりが好きで、ものづくりの道に進もうと思ったので、その気持ちを忘れず、いいものを作って皆さんを笑顔にしたい」。兒嶋さんは「学校とは違ういろいろな体験ができた。慣れないこともあって大変だったけど最高のものができた。仕上がり具合は90点」とそれぞれ話した。

 目録を受け取った十屋幸平市長は「さまざまな方の関わりで完成したことをうれしく頼もしく思う。本市としては高校の魅力向上の中で産業人材を育て、ふるさとを愛する心を育むことが大きな目標。2人のように若い方が日向の地で就職し頑張ってくれることを期待したい」とお礼を述べた。

 2人を受け入れた島原社長は「2人とも元気で、ものを作る技術を意欲的に学び、完成度の高い製品ができた。デュアルシステムの受け入れは3年目だが、今後も続け、市内や県内に広がることで産業振興の力になれれば」と今後の取り組みに期待を寄せた。

 産学協力の人材育成システム「デュアルシステム」は、インターンシップ(就業体験)より長期間にわたって就業訓練を行うことで、実践的な技能・技術や社会人としての意識を身に付けられることなどが特徴。日向工業高校では2019年度から取り組んでいる。

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