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ジビエのおいしさを−

本紙掲載日:2021-03-03
3面

県内でフェア38店が参加


 「みやざきジビエフェア2021」が県内38飲食店で始まった。シカやイノシシなど野生動物の肉(ジビエ)のおいしさを広く知ってもらおうと、県などが企画、県北も7店でメニューを提供する。今月27日まで。

 県農政企画課によると、12年度に11億円以上あった県内農林作物の鳥獣被害は18年度には3億5千万円以下まで減ったが、19年度は約4億2562万円と23%増加。一方、捕獲された有害鳥獣のほとんどは廃棄処分されており、食肉として扱われているのはごくわずかという。

 同フェアは地域資源としてジビエの利活用拡大を進めることで、中山間地域の活性化につなげようと19年から開催。低カロリー、高たんぱく質で、鉄分やビタミンが豊富なジビエのさまざまな食べ方を提案している。

 県北の参加店は次の通り。

【参加店】
▽延岡市=レストラン・カルムハウス、レストラン・リーコタクナ、遊食旬彩かわまさ
▽美郷町=南郷旅館、オットーオットー、パン屋りょう、南郷温泉山霧

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