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「#北川コフレ」プレオープン

本紙掲載日:2021-03-25
6面
自然に囲まれた会場はボランティアによって会場設営、手作りの装飾が施され、温かな雰囲気に包まれた
雨の中、中尾さんのライブを楽しんだ
「延岡のことを考えながら選んだ」という曲を熱唱する中尾さん

自分が元気になれる場所へ・延岡市北川町

 家族で自然体験や買い物などを楽しむ癒やしの場「#北川コフレ」のプレオープンイベントが20日、延岡市北川町川内名の白石地区であった。雨の降るあいにくの天気の中、多くの家族連れらでにぎわい、買い物や飲食、ライブなどを楽しんだ。

 #北川コフレは、「zakkaMaju」=同市北川町長井=の妹尾麻樹さん(44)、リラクゼーションエステサロン「Angelica」=同市川原崎町=の節賀礼子さん(44)らが中心となって企画した。

 日ごろ子育てや家事に追われることが多い女性の視点から、「自分自身がきらきらできる癒やしの場をつくりたい」と前々から計画してきたというメンバー。コロナ禍でさまざまな制限がかかる中、「自分たちの元気が出ないと家族の元気も出ない」と実感し、今こそつくる必要性を感じた。

 自然に触れてほしい、また、多くの人が足を運び地域活性化につながればと、空き店舗だった同所を選び、多くのボランティアの協力で2月下旬から急ピッチで準備を進めてきた。

 午前中のマルシェイベントには、北川町内の飲食店や雑貨店などを中心に市内外から15店舗が出店。地元農家が作った新鮮な野菜や市内飲食店がこの日のために用意した限定メニューなど、メンバーがこだわったものの一つ「ここでしか買えないもの」も多く、来場客を喜ばせた。また、マッサージやネイル、アロマワークショップなど体のケアに関する店舗も並んだ。

 午後3時からは、同市出身のアーティスト中尾諭介さんのアコースティックライブがあった。雨の降る中、ライブを目当てに訪れた人も多く、中尾さんの情熱的で、かつしっとりとした歌声に聞き入った。自然に囲まれた会場に、中尾さんの声とギターの音が響き渡り、一曲が終わるたびに大きな拍手。ブルース「ばんば踊り」では、体を揺らしながら、「サイサイ」の掛け声を挟んで楽しんだ。9曲歌い終えると、アンコールの声が湧き起こり、追加で2曲を熱唱。終了後には写真撮影などを求めて多くの人が駆け寄っていた。

◆4月29日、グランドオープン

 同所は4月29日にグランドオープンの予定。当日は参加型の企画を計画している他、今後も定期的なイベント開催を計画している。

 妹尾さん、節賀さんは「ゼロからのスタートだったが、いろんな人に支えられ最高のイベントになった」と感謝し、「これからも参加型のイベントを計画している。楽しい、わくわくを届けられるよう、頑張りたい」と話した。

◆本田誠人さんの四十九日に…
「仕掛けられてるんじゃないかな」・中尾諭介さん

 主催者の「まちおこしをしよう」「ゼロからみんなでやろう」という思いに引かれたという中尾さん。「(コロナ禍の)さなかだからこそやろうという気持ちに、やれることをやんないとと思った」と出演を快諾。3回のPCR検査を受けて、陰性を確認後、帰延し、自主隔離をするという徹底ぶりで本番に備えた。

 約1時間のライブは、オリジナル曲を中心に、延岡のことを考えて選んだという9曲で構成。幼い頃、母親に連れられて北川町にホタルを見に来た思い出からホタルを歌った曲、自作の「祝子川」などを歌った。

 また、本番前にスタッフからリクエストされたというブルース「ばんば踊り」も急きょ入れた。今年1月に他界した本田誠人さんと、2019年8月に延岡総合文化センターで開いたライブで歌った曲。1年ぶりの帰延という中尾さんは、「四十九日に近いこのタイミングで声を掛けてもらったことに縁を感じた。人の前に立って何かをする道を選んだ僕たちにとって、コロナで普通ではない状況の中、ライブをしに帰って来られるって、僕たちらしいなって思う」「(彼は)根っからの仕掛け人。これも仕掛けられてるんじゃないかなと思う」と話した。

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