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若者らしいアイデア披露

本紙掲載日:2021-03-30
2面
成果報告を行う河口さん(左)と中川さん
修了証を受けた河口さんと中川さん。中央は清水邦彦専務(17日午後、日向商工会議所)
就業体験の一環として、サーフィンを体験した中川さん(左)と河口さん、後列は日向市サーフィン連盟の関係者

就業体験の宮大生、成果を報告−日向

◆キャンプ誘致−優位性と課題指摘
 サーフィン−屋外トレ施設設置を

 日向商工会議所(三輪純司会頭)が15日に開いた第6回プロ野球等キャンプ誘致研究会(委員長・河野豊同会議所常議員、委員15人)で、先月中旬からインターンシップ(就業体験)生として受け入れていた宮崎大学地域資源創成学部の2年生2人が成果報告を行った。同研究会メンバーほか、日向市軟式野球連盟や関係団体の代表ら20人を前に、若者ならではのアイデアを披露した。

 報告したのは、河口暁さん(19)=岐阜市出身=と、宮崎市出身の中川大夢さん(20)。2人は2月17日から日向市内に滞在、同会議所に勤務しながら市内野球場視察をはじめ、関係機関や事業所などへの聞き取りやアンケート調査、スポーツキャンプの経済効果の算定などを行ってきた。

 2人はキャンプを誘致する上でのメリットについて、「温暖で過ごしやすく、風が強くない。日照時間が長く晴れの日が多いため、練習がしやすい。沖縄県は雨が多いため、練習環境の面では優位」などと指摘。一方、課題として現施設の整備不足を挙げ、「球場を新設するために企業から協賛金を募ったり、クラウドファンディングをしたりして話題づくりや資金集めをするといい」と提案した。

 また、同市が有する国内有数のサーフスポット「お倉ケ浜ビーチ」に着目。米国カリフォルニア州にある通称「マッスルビーチ」を参考に、海岸の一部に屋外トレーニング施設を設置し、話題性を高めることで「サーファーや移住者の増加を図りたい。キャンプ誘致を通して、お倉ケ浜の魅力を生かしたまちづくりにもつなげたい」などと語った。

 河野委員長は「経済効果の算出の仕方も精度が高かった。マッスルビーチの発想も素晴らしく感心した」と2人の提案を評価した。

 同会議所では、スポーツキャンプ誘致の優位性の検証や、受け入れのための機運醸成を図るため、昨年10月に研究会を設立。これまで、お倉ケ浜野球場の現地視察や先進地の専門家の講話、インターンシップ生との意見交換など5回にわたって調査、研究を進めてきた。これまでの成果を提言書としてまとめ、今月中に十屋幸平市長に提出する予定。

 三輪会頭は「本市にはサーフィンをはじめ、素晴らしいポテンシャルがある。目標ははっきりしており、経済再生のためにも皆さんと力を合わせ、今以上に素晴らしいまちにしていきたい」と今後の協力を呼び掛けた。


◆17日に修了式
「内容の濃い1カ月だった」
「未来を語れる大人に」

 河口さんと中川さんは17日、日向商工会議所でのインターンシップを修了した。

 同会議所であった修了式で、清水邦彦専務は「与えられたミッションを100%以上こなしてくれた。報告会でも貴重な提言を頂いた。今後の商工会議所の業務、市勢発展に役立てていきたい」とあいさつし、それぞれに修了証と花束、記念品を贈った。

 河口さんは「三輪会頭や清水専務のおかげで貴重な体験ができ、内容の濃い1カ月間だった」、中川さんは「日向市にはかっこいい大人たちがたくさんいて、市の未来を語っていた。自分も未来を語れる大人になりたい」などと述べた。

 同会議所は今回初めて、宮大の国内インターンシップ制度を活用した。2人は期間中、市サーフィン連盟の協力でサーフィンも体験した。

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