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SDGsコミュニケーター・難波裕扶子さんインタビュー

本紙掲載日:2021-04-14
7面
番組アドバイザーを務めるSDGs啓発の県内第一人者、難波裕 扶子さん

SDGsって何?−FMのべおか新番組を前に

 今注目のSDGs(エスディージーズ)をテーマに、地域や地球の未来を共に考えるFMのべおかの新番組「ココカラSDGs」が15、スタートする。

 SDGs啓発の県内第一人者で、番組アドバイザーを務める難波裕扶子さん(48)=日向市亀崎西=にSDGsとは何か、どんな番組を目指すのか、思いを聞いた。

−−今注目のキーワードSDGs。「聞いたことはあるけど、あまりよく分からない」という人は多いのではないでしょうか。

 「持続可能な開発」とは一体どういうことなのか。おそらく、そこが大きなハードルになっているのだと思います。分かりやすく言うと、このままだったら続かない世界を「続く世界」にしていくための取り組み。そして、未来の子どもたちも今生きている私たちも幸せになるための取り組みです。

 さらに分かりやすく言います。そうめん流しを思い浮かべてください。そうめん(資源)は上から下へ流れていきますが、一番上で食べているのが今の私たち大人、その下に今の子どもたち、さらにその下には未来の子どもたちが待っています。ここで私たち大人が自分たちの欲求を満たすためにおなかいっぱい食べてしまうと、次の子どもたちも同じように食べる。すると未来の子どもたちは食べることができなくなってしまう。

 「持続可能な開発」とは、次の世代の幸せを考えながら、地球の資源を使い果たしてしまわないよう環境と経済と社会、三つの調和を目指す取り組みです。

−−その目標を分野別に示したものが、あのカラフルな17のアイコンなのですね。

 そうです。「貧困をなくそう」「すべての人に健康と福祉を」「安全な水とトイレを世界中に」などがあります。これらの目標は、ばらばらに見えますが実はつながっています。

 例えば洗剤や食品に使われているパーム油。その生産には森林伐採による環境破壊や労働者の人権侵害など、いくつかの課題が指摘されています。それはまた、私たち消費者が気付かないうちに、これらの課題に加担している可能性があるということでもあります。

 例えをもう一つ。私が使っている某ブランドのリュック。買いたくて買いました。それはなぜか。このリュックはバングラデシュという貧しい国で作られていて、人の搾取がない。私が払ったお金が必ず現地の人たちのお給料に回る仕組みになっています。この買い物は自己犠牲ではありません。私はこのリュックの形が好きで、とてもかわいいと思ったから買った。だから私も幸せなのです。

 ついつい17の目標だけを見がちですが、SDGsの本質は「私が起点である」ということ。目の前のことはすべて何かにつながっています。自分の行動を変えることで未来は変わります。

−−一企業の社員として、食育やキャリア教育に取り組まれてきました。SD
Gsに関心を持ったのは自然な流れだったのですか。

 私はSDGsに救われたと感じています。なぜ私は食育やキャリア教育に取り組んでいるのか、ずっと問い続けてきました。未来のある子どもたちの前に立った時、この子どもたちに自分は何が残せるのか。それはモノでもコトでもなく、心の在り方なのではないか。いつしか、そう考えるようになりました。

 企業価値向上と次世代支援、このダブルスタンダードの壁にぶち当たってしまったのです。

 そんな時に出合ったのがSDGsでした。情報収集のため毎年、東京内で開かれるアジア最大級の環境展に行っていたのですが、2016年12月、そこで初めてSGDsを知りました。私はこのために取り組んできたんだ、仲間がいるんだとすごくうれしくて、吸い寄せられました。

 SDGsによってゴールが明確になったのです。それは私だけではなく、どの企業でも個人でも、実は何かしらの取り組みが未来につながっています。その持っている何かを見つけて棚卸しをしていく。それが今回のラジオ番組です。

 FMのべおかの新番組「ココカラSDGs」にはアドバイザーとして出演されます。

 さまざまなメディアがありますが、一人一人の生活の中に音として無意識に入っていく、一人一人に語り掛けていくことができる、それがラジオの強みではないでしょうか。

 私自身、このコロナ禍で足元を見詰めるようになりました。「目の前の人を幸せにできずに何がSDGsだ」と思ったのです。まずは私が生きるこの県北を豊かな地域にしていくことが、私の役割ではないかと考えるようになりました。独立を決めたのは、社会への恩返しと未来への恩送りをしたかったからです。

 あえてSDGsコミュニケーターと名乗っています。番組では専門家の立場ではなく、共に取り組む仲間の一人として、地域の人たちの背中を押せたらと思っています。

 毎回地域から多彩なゲストを迎えます。SDGsをツールにそれぞれの思いを引き出すことで、リスナーの皆さんにはゲストの皆さんのことを好きになってもらいたい。そして、自分たちの暮らすこの地域を誇りに感じてもらいたい。そんな番組にしていきたいと思っています。

◆SDGs(エスディージーズ)
SustainableDevelopmentGoals(持続可能な開発目標)の略称。「貧困をなくそう」「気候変動に具体的な対策を」など17の目標と、それらを達成するための具体的な169のターゲットで構成され、2015年9月の国連サミットで加盟193カ国が合意して採択された。発展途上国だけでなく先進国を含めて取り組むもので、地球上の「誰一人取り残さない」ことを誓い、30年までの達成を目指す。四角形のカラフルな17のアイコンが知られている。

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