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生活の中にある美(19)−県北の土木構造物

本紙掲載日:2021-04-19
7面
星山ダム

旭化成に電力を供給

◆星山ダム(日之影町)

 星山ダムは、日之影町七折を流れる五ケ瀬川に建設された重力式コンクリートダム。堤高約31メートル、堤頂長142メートル、総貯水容量302万9000立法メートル。管理者は旭化成。発電用ダムとして、1942(昭和17)年に完成した。

 ため込まれた水は直径約5メートル、長さ約2キロのトンネルを通り、下流にある星山発電所のサージタンク(水槽)に流れ込む。トンネルの掘削は、ほとんど手作業で行われたという。

 同ダムを建設したのは、国内の電気事業をつかさどった日本発送電。40年に着工した。戦後、連合国により組織が再編成・解体され、九州電力が発足すると、51年、同社が管理者となった。

 旭化成が所有することになったのは60年。九州電力が一ツ瀬川にダムを設置する計画を発表しており、それが進められると、旭化成の一ツ瀬川発電所が水没し、発電ができなくなるため、星山発電所との交換が成立したという。

◆豆知識のカット−ダムの役割

 ダムの役割は主に、治水、利水、発電の三つがある。
治水ダムは、洪水調節と河川環境の保全を担う。貯水池から安全な量を放流して下流を守ったり、反対に水が足りない分を放流して水生生物を守ったりしている。

 利水ダムは、かんがい用水、上水道用水、工業用水といった生活に必要な水を供給する。これにより、雨量に左右されずに水を使うことができる。

 県北にあるダムのほとんどは発電ダム。流れ落ちる水の力でタービンを回し、電気を起こしている。

 一つの役割を果たすために造られたものを専用ダム、複数の役割を持つものを多目的ダムという。県北の多目的ダムは、延岡市にある浜砂ダムだけ。このダムは発電と利水(工業用水)の両方を担っている。

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