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救急出動、大幅に減

本紙掲載日:2021-04-20
3面

新型コロナ影響か−20年延岡市救急統計

◆急病、交通事故減少で

 延岡市消防本部の2020年救急救助統計で、増加傾向だった管内の出場件数が大幅に減少したことが分かった。全国的にも同様の状況で、総務省消防庁は「新型コロナウイルス感染拡大に伴う衛生意識の向上や不要不急の外出自粛といった行動変容により、急病や交通事故などの減少につながった」と分析している。

 延岡市管内の出動件数は16年が5425件、17年5532件、18年5947件、19年は6005件と初めて6千件台に突入。だが、20年は一転して5486件と、前年より519件も減少した。

 搬送人員も4875人で513人減少。出動内容別でも「急病」が239人減の3243人、「転院搬送」が194人減の1041人、「交通事故」が19人減の285人と、いずれも減った。

 減少の要因について、市消防本部警防課は「はっきりしたことは分からない」としているが、救助隊が同行する救急支援で繁華街への出動件数が117件と46件減少したことについては、「飲食店への営業時間短縮要請の影響ではないか」と分析している。

 搬送されたうち、高齢者(65歳以上)も3365人で236人減少したが、総数に占める割合は69%に上り、前年より2・2ポイントアップ。市民に向けた救命講習などの応急手当て普及活動もコロナ禍に伴い、実施できたのは112回で59回少なくなり、受講者も2067人減って2034人だった。

 その一方、心肺停止で見つかった傷病者3人が、一般市民による心肺蘇生で社会復帰。生存率は全国平均(19年)の4・1%を大きく上回る17・6%となり、現場に居合わせた人による素早い対応の重要性を示す結果となった。

 また、18年4月から県立延岡病院と連携して運用しているドクターカーは47件出動。主に重症の外傷事例に対応しており、市消防本部の緊急車両で同病院の医師・看護師を乗せて現場に投入する。その場で治療を開始できるため、救命率向上や後遺症の予防など、医療介入の大幅な時間短縮につながっている。

 今月19日からは高性能な救急車型のドクターカーも運用開始しており、市消防本部は「多数の傷病者がいたり、救助困難な現場などの特殊事案に対しても活躍が期待される」としている。

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