コロナ警戒の中セレモニー
本紙掲載日：2021-04-26
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大御神社から１６人がリレー・日向市
日向市での東京五輪聖火リレーは、大御神社からお倉ケ浜総合公園までの約３キロで行われ、市内外から選ばれた１６人のランナーが待望のトーチをつないだ。
市内飲食店で新型コロナウイルス感染症のクラスター（感染者集団）が発生し、日向・東臼杵圏域が県の「感染急増地域（赤圏域）」に指定されていることから、同市のミニセレブレーションは規模を縮小、ステージ発表とともに一般観覧も中止され、同神社境内で関係者による中継地セレモニーのみ行われた。
十屋幸平市長は「市制施行７０周年の本市の未来へ向け、希望の道をつないでいく大きな契機になる」とあいさつ。第１走者の川��達郎さん（３６）＝同市財光寺＝がトーチを手に笑顔で出発した。
サポートランナーを務めた黒木悠斗さん（１３）＝日向中２年＝は「しっかり走れて良かった。今度は聖火ランナーとして走りたい」。
第２走者を務めた高木里美さん（５２）＝美郷町南郷＝の夫邦光さん（５２）は、妻の姿をビデオカメラに収めながら、「あっという間でした。こうした形で五輪に参加できたことは一生の思い出です」と感動した様子で話していた。