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新型コロナ、県内53人

本紙掲載日:2021-05-12
3面

延岡市4人、高千穂町1人−11日

 県と宮崎市は11日、県内で新たに53人(県2599〜2651例目)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。うち宮崎市が44人で、県北は延岡市4人、高千穂町1人。宮崎市中央卸売市場と、西都市の接待を伴う飲食店で新たにクラスター(感染者集団)が確認された。県内の累計は感染者が2651人、クラスターが43例。

 そのほかの市町村は西都市、都城市、高鍋町、国富町で1人ずつ。

 県感染症対策室によると、延岡市の60代男性は10日発表新富町20代男性の親族。同市の10代女性と10代男性も同じ新富町20代男性の知人で、接触者として検査した。

 延岡市の10代女性は、6日発表の同市20代女性の家族で、20代女性は延岡市の飲食店クラスター関連で同クラスターの関連感染者は9人になった。

 高千穂町の80代男性は、10日発表の同町80代女性の家族。女性は熊本県で陽性となった親族と接触歴があった。

 都城市の若者の帰省に伴うクラスターでは、新たに同市10代男性の感染を確認し、関連感染者は10人に。若者たちはバーベキューやカラオケなどをしていたという。

 西都市では接待を伴う飲食店で、60代の男性客4人と、70代と50代の女性従業員2人が感染するクラスターを確認。同室は「大型連休中の1日の利用客ら。店舗でマスクをせずにカラオケをしたことで感染が広がった」とみている。

 店舗では利用客名簿を管理しており、約30人の検査を終えているという。
高鍋町と国富町の30代男性2人は、医療機関を受診し感染判明。行動歴などを調べている。

 また、10日県発表の新規感染者12人の行動歴調査で、3人は熊本・沖縄県の陽性者と、接触があったことも分かった。

 重黒木清県福祉保健部長は「宮崎市での感染は高止まり。大型連休中の県内外での帰省、活動の影響がさらに出てくると、強い危機感を持っている」と12日以降の感染状況に警戒を強めていた。


◆入院67人、重症者4人はいずれも変異株−10日時点

 10日時点の県内の入院は67人。重症者は4人はいずれも変異株疑い。県北では日向入郷圏域(18病床)で3人、延岡西臼杵圏域(48病床)で19人が入院。宿泊・施設等療養は295人で、延岡市の宿泊施設で15人、施設で31人が療養しており、自宅療養は153人。入院・療養調整中は77人となっている。


◆変異株疑いで初の死亡

 県は、10日に基礎疾患のある高齢者1人が亡くなったと発表した。変異株疑いと確認された感染者の死亡は初めて。

 重黒木部長は「県内の厳しい状況を認識し、これまで以上に感染防止対策の徹底を。重症化率の高い高齢者や基礎疾患のある人と接する場合は特に注意を」と訴えた。


◆10日の検査で変異株疑い37人

 県は10日に、感染者37人の変異株疑い検査を実施し、うち34人が変異株疑い、3人は判定不能だったと発表した。変異株疑いは累計274人になった。


◆25例目のクラスター、宮崎市11日、44人が感染

 宮崎市は11日、新たに44人(県内2599〜2642例目)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。また、同市中央卸売市場で市内25例目となるクラスター(感染者集団)が確認されたことも明らかにした。

 44人は宮崎市の10歳未満から90代の男女で、10日の検査で陽性が判明した。このうち17人は感染経路を調査中、19人はこれまでの感染者の家族や友人など、1人は福岡県からの来訪者との接触歴が確認された。クラスター関連は計7人で25例目が5人、23例目(接待を伴う飲食店)と21例目(事務所)が各1人。

 市内25例目のクラスターは同市20代から60代の男性で、これまでに11日発表の20代から60代の男性5人を含む計7人が確認されている。全員が市場内の同一事業所の従業員で、座席が近かったり、昼食を共にするなどしているという。

 7日と9日の検査で2人の陽性確認を受け、感染リスクが高いと思われる約90人程度を対象に広く検査を実施したところ、10日に5人の陽性が分かった。市場内の共有部分などを消毒し、通常業務を行う。接触者の把握などができているため、市は事業所名は公表しないとしている。

 このほかのクラスター関連の感染者数は、11日発表分で23例目と21例目でそれぞれ1人の陽性が新たに確認され、23例目は計10人、21例目は計31人となった。

 また、10日に発表された31人の感染経路は11日発表時点で調査中が2人、これまでの感染者の家族・友人などが22人、福岡県への訪問歴、同県在住の感染者との接触歴が各1人。クラスター関連は25例目1人、24例目(専門学校)3人、23例目1人などが確認されている。


◆宮崎市で新たなクラスター

 宮崎市は12日、同市内で新たなクラスター(感染者集団)が確認されたと発表した。同市26例目で今月9例目となる。詳細は午後に発表する。


◆日向警察署署員1人が感染−同僚と飲食、カラオケ

 県警は11日、日向署生活安全課勤務の男性職員が同日、新型コロナウイルスに感染したと発表した。7日夜に同僚の署員4人と飲酒を伴う会食と、カラオケボックスに行っていたという。

 県警警務課は「会食が感染の原因かは不明だが、指示していた4人以下、2時間以内という会食のルールを守っていなかったことは遺憾」とコメントしている。

 7日は県下全域に感染拡大緊急警報が出され、県警は職員に対し県の会食ルール「みやざきモデル」に従うよう指示していた。

 5人は7日午後8時45分ごろから、翌8日午前2時ごろまで、日向市内の飲食店とカラオケボックスで会食などをした。

 男性職員は10日まで勤務し11日朝、発熱と喉の痛みなどがあったことから、医療機関でPCR検査を受けた。同日夕に陽性が判明。自宅療養中という。

 会食に同席した4人や生活安全課の複数の署員が自宅待機中。体調不良を訴える人はいないという。日向署内の関係部署は消毒し、12日以降の業務に支障はないという。

 業務で市民に接する場合もあるといい、日向保健所の調査に協力し、接触した人は順次連絡する予定にしている。


◆12日、40人程度−11日に1人が死亡

 県は12日午前、新型コロナウイルスの新規感染者が40人程度の見込みで、11日に感染者1人が亡くなったと発表した。第4波での死者は3人目で累計25人。詳細は午後4時に発表する。

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