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カワトンボの仲間−山の小川沿いを飛ぶ

本紙掲載日:2021-05-18
1面
草に止まったミヤマカワトンボの雄(延岡市下三輪町で)
ミヤマカワトンボの雌

 梅雨のじめじめした天気が続く中、山間の小川沿いではカワトンボの仲間が盛んに飛び交っている。

 この季節に多く見られるのはミヤマカワトンボ。全長7〜8センチと日本のカワトンボでは最も大きく、褐色の羽がよく目立つ。

 雄の腹部は青みがかった金属光沢色、雌は黒っぽく、羽の先端に白斑がある。ゆらゆらと飛ぶ姿は幻想的にも見えるが、普段は草や岩などに止まっていることが多い。

 9月ごろまで見ることができる。

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