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「音楽はウイルスよりも強い」椛山さん

本紙掲載日:2021-05-19
6面

延フィル30周年記念式典

◆賛助会総会、ミニコンサートも

 県北初の市民オーケストラとして1990年1月に誕生した延岡フィルハーモニー管弦楽団(=延フィル、北林鉄平代表、団員30人)は15日、延岡総合文化センター小ホールで創立30周年記念式典を行った。昨年30周年を迎え、同2月に記念式典を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響でこの日に延期、規模を縮小して実施された。練習や演奏活動が制限される中、創立時から音楽監督を務める椛山達己さんは「オーケストラの音楽の力はウイルスよりも絶対に強い。延フィルはそのために頑張ります」と力強く語り、関係者から大きな拍手が送られた。

 同式典は、延フィルを資金面で支える市民組織・賛助会(上田耕市会長=虎彦社長=、会員66個人・法人)の総会に合わせて開かれた。

 あいさつに立った上田会長は「コロナ禍で音楽の世界も大きく揺さぶられる中、この一年、延フィルはできる限りさまざまな形で音楽を提供してくれた。私たち応援団としても、彼らの取り組みに心から拍手を送りたい。一日も早く制限なしに音楽がみんなの心に届くようになることを願うばかり。音楽に懸ける魂を今年もまた、市民一人一人に注ぎ込んでいただきたい」と声援。

 北林代表は「創立から30年がたち、団員が入れ替わりながらも、地域に根差したオーケストラとして活動してきた。昨年はコロナ禍で30周年記念式典をはじめ三つの演奏会がすべて延期となり、練習そのものもできない状況が続いた。現在もあすどうなるか分からない状況だが、感染防止策に取り組みながら、いかに活動を続けることができるのか模索が続いている」と現状を語った。

 松原正幸アドバイザーは「団員減少などの課題はあるが、それをこれまで何度も乗り越えてきたのも延フィルだ」と語り、応援を呼び掛けた。

 続いて延フィルの発展に大きく貢献したとして、宮崎シティフィルハーモニー管弦楽団前団長で、延フィルの演奏会に長年賛助出演する植村和順さん(宮崎市在住、ファゴット)と、延フィルの初代コンサートマスターを25年間務め、現在は協力団員として活動する後藤佳也さん(宮崎市在住、ビオラ)に感謝状が手渡された。

 過去5年間の演奏活動をまとめたDVDが上映された後、賛助会員限定のミニコンサートが開かれ、出席した賛助会員ら約20人が、延フィル主催の弦楽器教室の生徒と団員による演奏や、団員同士のアンサンブルなどを楽しんだ。

 最後にステージに立った椛山さんは、宮沢賢治の童話「セロ弾きのゴーシュ」で、ゴーシュが子ネズミの病気を治すためにチェロを弾く場面を例に「コンサートホールで空気振動によって皆さんに伝わるオーケストラの音楽の力は、ウイルスよりも絶対に強い。延フィルはそのために頑張ります」と、力強く今後の展望を語った。関係者から大きな拍手が送られた。

 賛助会の総会では、役員全員が再選され、6月19日に計画されている30周年記念の第19回定期演奏会など、延フィルの今年度の活動計画などが承認された。

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