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高校生の力を地域活性化へ

本紙掲載日:2021-05-28
7面

延岡商業高「うみウララ」を授業で研究

 県立延岡商業高校(大迫良三校長、433人)商業科3年の15人は今年度、延岡市の「ひむか遊パークうみウララ」地域の活性化に向けて取り組むことになった。来年1月まで現地視察を重ね、課題発見から解決に向けた手段選び、提案、実践までを行う。

 同地域は、東九州自動車道の北浦IC(インターチェンジ)―須美江IC沿いに位置する同市北浦町、熊野江町、須美江町、浦城町、安井町と離島・島野浦島周辺エリアの愛称。授業を担当する前田千明教諭(36)によると、コロナ禍で「遠出ではなく近場」に目が向けられていることから、同地域を対象に選んだ。生徒は週2時間の課題研究で「地域創生」をテーマに学ぶ。

 授業の企画や助言は、同市出身で県キャリア教育コーディネーターなどを務める稲田佑太朗さん(33)=こゆ地域教育研究所代表=が協力。年間を通して授業を行う。

 1回目の授業は4月23日にあり、グループワークや対話を中心に実施。最初は緊張気味だった生徒は、対話を通して「延岡を出たくないと思えるように魅力を発信したい」「考える力、行動力を身に付けたい」など、自身の思いを熱く語る姿が見られた。富山華奈さん(17)は「延岡がもっと好きになった。実行に移せるようになりたい」と声を弾ませた。

 今月14日には、同市商工観光部観光戦略課の茂佑亮主任主事(36)を講師に招き、同地域について学んだ。茂さんはうみウララの特長として、自然が豊か、安価でおいしい食材が豊富なことなどを挙げ、「延岡市としても観光客が見込める重点エリアと位置付けている」と紹介。観光地に期待される「わくわくしたい」「非日常を味わいたい」などが「このエリアだったら体験できる」と話した。一方で、エリア内でも地区によって人口規模が違うこと、高齢化が進んでいることなど、課題も挙げた。

◆「魅力を発信したい」課題発見、提案、実践目指す

 その後、稲田さんが進行役を務め、茂さんを囲んで意見交換会。「あったらいい施設」について生徒は、スポーツやアミューズメントが楽しめる施設、カフェ、衣料品店、雑貨店の名前を次々に出したが、「自転車では行けない」「交通手段が少ない」などの課題を挙げる生徒もいた。

 茂さんは、実際に同地域内の取り組みなどを紹介しながら助言。生徒は自由な発想で「海を見ながら勉強したい」「インスタ映えするスポットがほしい」など意見を出しては盛り上がり、楽しそうにプランを思い描いていた。

 来月には1回目の現地視察を予定。実際に見て得た気付きを基に商品開発、イベント企画、ツアー立案など、生徒が手段を選び、提案を行う。「提案で終わるのではなく、実践につなげていきたい」と前田教諭。

 稲田さんによると、今後は市の地域・離島・交通政策課や宮崎交通との連携も図る予定。「流行を知る高校生の力で、困っていることを解決していければ」と意気込む。

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