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始まったショートステイ−延岡共立病院

本紙掲載日:2021-06-04
1面
県北で初めてショートステイを開設した延岡共立病院
ショートステイを利用した安藤小百合さんと乃亜さん(5月22日、延岡共立病院)

24時間365日の医療的ケア

◆利用家族「本当にありがたい」

 医療的ケアが必要な延岡市の重度心身障害者とその家族が、同市山月町にある医療法人伸和会「延岡共立病院」(赤須郁太郎院長)のショートステイ(医療型短期入所事業所)に通い始めている。4月1日に県北に初めて開設されてから、5月22日までに2人が利用。県北に住む当事者たちの健康と人権を守る取り組みが本格化し、赤須院長は「今後も市民に必要とされる病院を目指していきたい」と気持ちを新たにしている。(3面に関連記事)

 ショートステイは、医療的なケアが常に必要な重度心身障害児者を数日間預かる、障害福祉サービスの一つ。24時間365日、付きっきりでわが子をケアする家族に、休息や社会参加の機会を与えられる仕組みでもある。

 これまで県北にはなく、家族、特にケアを担う母親は甚大な負担を強いられてきた。そのため、県の要請を受けた同院が4月1日に県北で初めて開設。感染症を防止するICU(集中治療室)内の陰圧室で受け入れる体制を整えた。

 5月22日には、同市西階町の安藤小百合さん(50)が利用。たんの吸引などの医療的ケアが必要な、娘の乃亜さん(24)を託した。安藤さんは「開設してくれて本当にありがたい」と感謝した。

 ショートステイの対象は、医療的ケアが必要な重度心身障害児者。定員は1人。当面の間、預かる期間は1泊までだが、利用者や職員の状況に合わせ、今後は定員増や受け入れ期間の拡大を検討する方針だ。

 同22日までに市内の2人が利用し、以降は5件の予約が入っている状況。赤須院長は「2回目の予約を入れた方もおり、役に立ったのではないかと感じている。今後利用する方のためにも、サービスを続けていきたい」と話す。希望者は、同院の地域医療連携室(電話延岡33・3268)。

 県内の重度心身障害児者の数は、年々増加している。県障がい福祉課によると、1、2級の身体障害者手帳と療育手帳の両方を持つ在宅の障害児者は、県北に104人(2020年3月31日時点)いるという。

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