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負けない逃げない諦めない

本紙掲載日:2021-06-04
7面
大野さんの心温まる詩と淡いタッチの絵の詩画などを展示している「大野勝彦移動美術館五ケ瀬展」

大野勝彦さん(南阿蘇)五ケ瀬展

◆20日まで−義手で描いた69点

 熊本県南阿蘇村の詩人・画家の大野勝彦さん(77)の移動美術館五ケ瀬展「負けない逃げない諦めない〜笑顔でいきます」が20日まで、五ケ瀬町三ケ所の自然の恵み資料館で開かれている。入場無料。国文祭・芸文祭みやざき2020の応援プログラム。同町教育委員会主催。

 大野さんは熊本県菊陽町生まれ。1989年に農作業中の事故で両手を失うが、義手に筆をくくり付けて絵を描き始めた。2003年には同村に「風の丘阿蘇大野勝彦美術館」を開館。16年の熊本地震で被災して休館したが翌17年に再開した。

 会場には、大野さんが思っていることをつづった詩に温かみのある色彩の絵を添えた「詩画」と、自然石に詩画を描いた「石心画」の計69点を展示している。

 詩画は、縦40センチ×横250センチなどの大作が多い。両手切断や震災にも負けない大野さんの前向きでユーモアある詩と、淡く優しいタッチの水彩画が描かれている。

 また、石心画は、自身が講師を務める予定だった講演会がコロナ禍で中止になるなどして生まれた時間を活用して、変色しない絵の具作りなどを3カ月間試行錯誤して生まれた作品。黒い石に鮮やかな色の絵と文字が描かれている。

 同町教委によると、大野さん自身がテーマに沿って来場者に見てもらいたい順番や会場全体のレイアウトを考えたという。「作品の中に共感するものがあると思う。大きな作品が多くて見応え十分なので、ゆっくり作品を見ながら癒やされてほしい」と呼び掛けている。

 五ケ瀬展は昨年に予定されていたが新型コロナウイルス感染症拡大の影響で延期になっていた。検温や手指消毒、連絡先の記入など同感染症対策をして開催している。

 開場は午前9時〜午後5時。20日は同3時まで。会期中無休。

 問い合わせは同資料館(電話五ケ瀬82・1288)、もしくは同町教育委員会(電話五ケ瀬82・1710)まで。

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