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文化センターで除草作業

本紙掲載日:2021-06-12
3面
除草ボランティアに汗を流す旭化成OB会の会員ら

宣言解除で2カ月ぶり−旭化成OB会

 旭化成延岡OB会(小野雅春会長)は10日、延岡総合文化センターでボランティアの除草作業を実施し、参加した約50人の会員が汗を流した。

 毎月実施しているボランティア清掃の一環だが、先月予定していた長浜海岸での活動は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う県独自の緊急事態宣言が発令されたため中止。2カ月ぶりの再会となった会員も多く、和気あいあいと作業した。

 センター正面広場を中心に、男性会員が自宅から刈り払い機や芝刈り機を持参したり、ほかの会員も鎌を手に草刈り。熊手や竹ぼうきで集めてビニール袋に詰め、軽貨物車で回収するまでを、分担して手際よくこなした。

 文化センターの稲田和利理事長もOB会員で、センター職員6人とともに作業。この日は朝から気温が高めで、参加者は適時の水分補給にも配慮していた。

 来月は県立延岡病院の除草作業を予定。夏の暑さが本格化するにつれ、作業開始も、より涼しい時間帯に早めていくことにしており、OB会社会奉仕団の田中公宣団長は「新型コロナが収束していけば活動も安定していくだろう」と期待を込めていた。

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