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フラの魅力たっぷり

本紙掲載日:2021-06-18
7面

ラカ・キノラウスタジオ15周年

◆大ホールで華やかに発表会

 フラグループのラカ・キノラウフラスタジオ(小松君枝代表)は12日、延岡市の延岡総合文化センター大ホールで創立15周年記念「フラホイケ2021」を開いた。3歳から89歳までの総勢約80人が色とりどりの衣装に身を包み、南国の雰囲気漂うステージで、優雅に踊った。

 同スタジオは2006年に活動をスタート。同市幸町のココレッタ延岡を拠点にレッスンを続けてきた。現在は、小松代表が指導したインストラクターが、市内外でフラの魅力を伝え、教室数は10教室を超えているという。

 公演は子どもたちのクラス「モアナ」によるカヒコ(古典フラ)で幕開け。続いて、小松代表ら4人のインストラクターがたたくイプヘケ(ヒョウタンからできた楽器)のリズムに乗って、真っ赤な衣装を着た女性たちが、歌詞を口ずさみながら力強く踊り、来場者を古典フラの世界に誘った。

 この他、録音された音楽を使って、大人はしっとりと優雅に、子どもははつらつとしたキレのあるダンスを披露。2部構成で計28曲を踊った。

 「15周年に、文化センターの大ホールを借りて発表会をすることが目標だった」という小松代表は、「コロナ禍の中、発表会ができたことが幸せで喜び。実現したのがうれしかったし、私の中では満足。今後も健康維持や生きがいのため、フラを続けていってほしい」と話した。

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