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21日から解体準備へ−延岡市民体育館の別館

本紙掲載日:2021-06-19
3面
21日から解体準備作業が始まる延岡市民体育館・別館(19日午前)
同所での最後の練習に励む延岡少年柔道クラブの子どもたち(18日夜)

少年柔道クラブが最後の練習

 2027年の2巡目国体に向け、県体育館への建て替えが決まっている延岡市大貫町の市民体育館別館が、21日から解体準備に入る。利用できるのは20日までで、利用者からは、別れを惜しむ声や感謝の言葉が聞かれた。

 同体育館は1979年の宮崎国体に合わせて建設され、92年に開かれたインターハイの会場にもなった。バスケットボールコート2面が取れる広さで、約800席の観客席を備えた本館と、剣道場、柔道場、ウエートトレーニング場が入る別館からなる。

 18日には、クラブ発足時から別館の柔道場を稽古場所としている延岡少年柔道クラブ(吉田英貴代表)の同所での最後の練習があった。

 同クラブは、吉田代表(57)ら旭化成柔道部OBが指導陣となり、2003年4月に発足。クラブ生3人だった発足当初から同所で練習を行っている。17年には団体戦で初の全国大会出場を決めるなど、県の強豪チームに成長した。

 この日は、幼児から高校生までの会員と指導者約60人が、慣れ親しんだ場所での最後の練習に汗を流し、子どもたちの「ヤー!」という元気のいい掛け声が響いた。

 稽古後、整列した子どもたちを前に吉田代表は「18年前、延岡少年柔道クラブはここで産声を上げ、この道場でお世話になった」と紹介。「この道場での練習は最後だが、違った道場、新たな環境で目標を達成していけるよう頑張っていきましょう」とあいさつし、「最後の道場に向かって静止して、『ありがとうございました』のお礼を言って」と呼び掛けた。

 指導者で、中学生の時に完成したばかりの同所を試合等で利用していたという田爪健氏さん(55)は「なつかしい場所。(なくなるのは)寂しい」、発足時のメンバーで昨年から子どもたちの指導をする吉田代表の長男・琢磨さん(29)は「柔道が好きになったのがこの場所。この景色で柔道ができないと思うと寂しい」と話した。また、次できるサブアリーナについて、「今いる子どもたちが高校生、大学生、大人になっても戻ってこれる場所となれば」と期待した。

 同クラブは昨年から、練習場所確保に奔走しているが、新型コロナの影響もあり、苦労しているという。

 今後は、本館を借りることができる日はコートの4分の1に畳を敷いて利用するほか、市内の中学校の武道場を借りる予定という。

 新体育館は、県体育館として、県と延岡市の共同建設となる。市民の利用が制限されないようにと、先に現在の別館と駐車場がある敷地にバスケットボールコート2面分の広さがあるサブアリーナを23年度中に建設する予定。サブアリーナの利用が開始された後、現在の市民体育館本館を解体し、バスケットボールコート3面分のメインアリーナを建設することになっている。武道場の機能はサブアリーナが担う予定。

 また、現ウエートトレーニング場にある機器は、21日以降に北川体育館(北川町川内名)に移動させ、使用できるようにする予定という。

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