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今季初産卵を確認−県の天然記念物アカウミガ

本紙掲載日:2021-06-22
3面
食害防止の鉄柵を設置する市野生動物研究会の会員と市文化課の職員
今季初めて確認されたアカウミガメの卵

長浜海岸、研究会の会員らが保護−延岡

 県の天然記念物に指定されているアカウミガメの今季初産卵が18日、延岡市長浜町の長浜海岸で確認された。同日、市野生動物研究会(河野正会長)の会員と市文化課の職員が、卵の状態や大きさを調査。食害防止の鉄柵を設置し、無事にふ化することを願った。

 同会の会員は新浜、長浜、方財海岸で上陸と産卵の調査を5月から10月ごろまで毎年実施。今回は、長浜海岸北部を担当する河野会長が午前3時40分ごろ、産卵を終えて海に戻るアカウミガメを発見した。

 調査では、河野会長と長浜海岸中部担当の吉本哲さん(69)が、波打ち際から約30メートル地点を掘り返し、深さ約20センチの場所に直径約4センチの卵があることを確認。動物の食害を防ぐため、市文化課の職員と一緒に鉄柵を二重に設置した。

 同課によると、今季初産卵は昨年より約2週間遅れ。初上陸は2日に新浜、3日に長浜で確認されたが、産卵はしていない。理由には「土の層が硬かったり障害物で進めなかったりしたことなどが考えられる」という。

 河野会長は「心配していたので、確認できてよかった。無事に産卵、ふ化できるよう、今後も見守っていきたい」と抱負。吉本さんは「砂浜が浸食され、上陸と産卵の環境が悪くなっている」と憂いた。

 調査は1988年から行われており、昨年までの累計上陸数は1580回、産卵回数は1243回。このうち昨年の上陸数は20回(方財2、長浜15、新浜3)、産卵回数は15回(方財1、長浜14、新浜0)となっている。

 県の絶滅危惧種でもあるアカウミガメは、音や光に敏感な性質を持つ。そのため同課は、産卵とその環境保護の観点から「ライトで照らしたり、花火をするのは控えてほしい。わだちで進めなくなる場合もあるので、車での乗り入れも控えてほしい」と呼び掛けている。

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