Ｅｎｊｏｙ！家トレ（１７）ｔａｒｚａｎ協力

椅子を使って腹筋引き締め

　久しぶりの家トレ―。今回は腹筋を鍛える「ヒップバランス」と「ニートゥーエルボー」を紹介します。どちらも椅子を使った簡単なトレーニングです。自宅や職場でのデスクワークの合間にチャレンジしてはいかがでしょうか。

　腹筋は、体の中でも大きな筋肉群で脂肪燃焼効果も大きくなります。おなか周りの筋肉を強化することで、ぽっこり出たおなかの引き締め、姿勢の改善、腰痛の予防などの効果が期待されます。一つ目のヒップバランスは、お尻でバランスを取る簡単なトレーニングです。座面にお尻を付けた状態から両足を上げてキープすることで、腹筋全体を鍛えることができます。両足を上げることができない場合は、片足ずつでも問題ありません。また、固定椅子よりキャスター付きの椅子の方が強度が高まりますので、余裕のある方は挑戦してみましょう。

　二つ目のニートゥーエルボーは、脇腹から下腹部にかけての腹斜筋を重点的に鍛えることができます。呼吸と合わせて動作を行うことで収縮がより強くなるため、肘と膝を合わせる時に息を強く吐くように意識しましょう。

　前回も紹介した通り、運動は新型コロナウイルスの予防にも有効です。このような時期だからこそ、自宅やオフィスでそれぞれができる運動を取り入れ、免疫力を高めていきましょう。

（フィットネスクラブ「ターザン」・塚元秀樹）


◆ヒップバランス

　椅子に座った状態から両足をできるだけ高く上げます。背もたれから背中を浮かせて両腕でバランスを取り、姿勢をキープ。背中は反らさず丸めて行います。目安は１０〜３０秒を３セットです。


◆ニートゥーエルボー

　椅子に浅く座り、足を肩幅に開きます。息を強く吐きながら対角の肘と膝を引きつけるように近づけます。この動作を左右交互に続けます。できるだけ膝は高く上げ、体を十分にひねるようにしましょう。目安は左右１０回ずつを３セットです。


運動時の注意点
・体に痛みやきつさを感じる時は無理をしないようにしましょう
・回数やセット数は体力に応じて調整します。
・椅子は強度の高いものを使うようにしましょう

◆お知らせ

　ターザンでは、フィットネス産業協会の定めた感染拡大対応ガイドラインに加え、より厳しい基準を定めた独自の感染予防対策を徹底した上で施設を運営しています。ご不明な点やお問い合わせなどありましたら、お気軽にお問い合わせ（電話延岡２２・１１３３）ください。