「日向のお国自慢大集合！展」開催迫る

来月４日まで作品募集

　日向市は、同市にちなんだ芸術作品を来月４日まで募っている。

　３日から始まる「第３５回国民文化祭・みやざき２０２０」と、「第２０回全国障害者芸術・文化祭みやざき大会」の同市分野別フェスティバル事業として開催する「日向のお国自慢大集合！展」（７〜２５日に市中央公民館）で展示する。

　サブテーマは「アート驚く、日向のお宝再発見！」。景勝地、建造物、伝統芸能、食文化など、日向市で自慢できるものを題材とした絵画、写真、書、ちぎり絵、彫刻、パッチワークなど。

　資格は特になく、出品料は無料。１人２点までで、過去に発表した作品でも構わない。各作品はつりひも付きでガラスは不可。

　所定の出展申込書を同市教育委員会スポーツ・文化振興課「日向のお国自慢大集合！展」係へ持参、郵送、Ｅメールなどで提出する。作品は、裏側に出品申込票を貼り付けて、２〜４日に、会場となる同市中町の市中央公民館へ搬入する。

　展示期間中、鑑賞者に気に入った作品を選んでもらい、後日、市民大賞を決める。問い合わせ先は同市教育委員会スポーツ・文化振興課若山牧水・文化振興係内の同実行委員会事務局（電話日向６６・１０３８、ファクス日向５４・２１８９）。

　主な応募規定は次の通り。

▽絵画・デザイン＝３０号以内（額装わく張り）
▽工芸・彫刻＝底面積１平方メートル以内、つり下げ作品は３０号以内
▽書道＝半切以内の額装、軸装（篆刻＝てんこく＝は陰影のみで可）
▽写真＝単、連写真および組み写真とも全紙（パネル張り）デジタル加工可


◆ここ見て、聞いて、楽しんで−「みんなの文化祭です」投票で市民大賞
花柳絹太（吉田美智代）・日向市文化連盟会長

　２年前に開催が決まったのですが、新型コロナウイルスの影響でなかなか会合などが開けず、内容を詰めることができていませんでした。それでもこつこつ準備を進めてきました。

　同展は、日向市で開催されるイベントのオープニングなので、ぜひ成功させ、後続イベントにつなげたいです。

　日向市美術協会は、毎月スケッチ会を行っており、それらの作品が出品されると思います。写真協会は、市内の名所がメイン。書道協会からは、若山牧水の短歌に関連した作品などが出される見込みです。

　「みんなの文化祭」ですので、鑑賞者には、お気に入りの作品を選んで投票してもらい、市民大賞を決定します。

　１８日には、「日向文化フェスティバル国文祭・芸文祭支援」として、中央公民館のホールで舞台発表も開催します。８団体約１００人が出演し、バレエや琴、詩吟、舞踊で盛り上げます。ぜひ、多くの皆さんに足を運んでいただきたいです。日向市富高在住、７６歳。