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河野知事がワクチン接種

本紙掲載日:2021-07-01
3面
ワクチンを接種する河野知事(6月30日、県立宮崎病院)

 河野俊嗣知事は6月30日、医療従事者用に供給された新型コロナウイルスワクチンの余剰分を使って、第1回目の接種を受けた。ワクチンはファイザー社製という。

 医療従事者(約5万人対象)のワクチン接種がほぼ終了、7月末まで予定の65歳以上高齢者(約35万人対象)も完了の見通しであるのに加え、国文祭・芸文祭の開催などを踏まえ、県議会6月定例会閉会のタイミングで接種した。

 県によると、県内のワクチン接種の状況は、医療従事者の1回目を終えた人の割合が91・2%、2回目が83・5%(6月25日時点)、65歳以上の高齢者の1回目が61・9%、2回目が31・9%という。

 県立宮崎病院を訪れた知事は医師からアレルギーの有無などの問診を受けた後、左上腕部に接種を受け、15分間の経過観察を受けた。「痛みもなく、あっという間に終わった。円滑かつ迅速なワクチン接種を進めていきたい」などと話していた。

 2回目の接種は約3週間後の予定という。

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