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国文祭・芸文祭−本番を前に舞台練習

本紙掲載日:2021-07-03
7面

演劇「お船出ものがたり異聞」−日向

 国文祭・芸文祭みやざき2020分野別フェスティバルの一つ「お船出ものがたり異聞」は、日向市美々津に伝わる神武東遷の説話を題材にした市民劇。約1カ月後に迫った本番を前に、同ものがたり実行委員会(三股晶子代表)は6月25日、同市文化交流センターで舞台練習を行った。市内をはじめ、県内各地から演者約40人が参加し、プロローグからフィナーレまでの流れを確認した。

◆8月8日、文化交流センターで上演

 同実行委は、市民や県北の劇団員で2015年に発足。18年までに4回上演した。今回は〃国文祭バージョン〃として新たなストーリー、登場人物を加えた作品を披露する。サブタイトルは「いざ、東(ひんがし)へ!大いなる志を胸に、船出する。美々津の愛のものがたり。」

 この日は、国内外で活躍する衣装デザイナーで同劇の総合プロデューサーを務める時広真吾さんが、東京から2カ月ぶりに訪れた。出演者と流れを確認しながら、演技を指導した。

 フィナーレを確認した時広さんは、「(公演は)頼まれたからじゃなく、『未来に残すために参加したんだ』と思ってほしい。将来に誇れる舞台にしていきたい。スタッフや衣装を縫ってくれた人たちの思いを酌んでやってほしい」と呼び掛けた。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、それまでなかなか集まることができずにいた出演者は、実際に衣装を着用して場面ごとに練習。せりふを交えながら舞台上の動きを何度も確認していた。

 「お船出ものがたり異聞」は、8月8日午後3時から、同市中町の文化交流センター大ホールである。チケットは前売り2000円、当日2500円。全席指定。

 神武天皇お船出の地、美々津を舞台にした出立の物語。神話の世界も織り交ぜながら、美々津の人たちの人間模様を演じる。

 衣装は、市内や延岡市民から布の提供を受け、時広さんがデザイン、地元の人たちが縫い合わせて作った。また、高貴な宮廷衣装や神仏に仕える際の修道服など1着数十万円という時広さんオリジナル作品も約30点使用される。

 さらに、国際的に活躍するバイオリニストで、日向市民と親しい古澤巖さんが月読命(ツクヨミノミコト)役で特別出演するなど、これまでにない舞台になるという。

 時広さんは「日向の人、宮崎に住む人たちが地元に誇りを持ち、未来に希望を持ってもらえる劇になっている」と来場を呼び掛けた。


◆ここ見て、聞いて、楽しんで−新しい時代の風感じる舞台に
三股晶子・お船出ものがたり実行委員会代表

 新型コロナウイルス感染拡大の影響でキャストも変わり、練習もなかなか。4月ごろから練習を始めましたが、全員が集まることはなく、代役を立てながらという状況で、正直、思うように進みませんでした。

 しかし、今は「新しい風の時代」とも言われています。劇に出る神武天皇にも「風が変わった」「今こそ出発の時です」というせりふがあります。新しい時代に目覚めるきっかけとなる舞台をつくりたいです。

 新型コロナによって、各種イベントが無くなったり、人との関わり方が変わったりしてきています。何かしら「恐れ」を抱きながら生活をしているようにも思えます。

 しかし、人の喜びは、みんなで楽しく笑い合うことです。来場する皆さんに、いま一度そのことを思い出し、感動してもらえるような舞台にしたいです。日向市大王町在住。


◆9、10日、開会式ダイジェスト放送−NHK総合テレビ

 国文祭・芸文祭の開会式は、3日午後2時25分から4時50分までNHK・Eテレで生中継された。

 また、同局は、開会式ダイジェスト版を後日、総合テレビの「みやざき熱時間」で放送する。

 日時は9日午後7時30分から55分までと、10日午前7時35分から8時まで(再放送)。最大の見せ場である「フェスティバル」を中心に、見どころを凝縮した内容を予定しているという。

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