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設置してほしい−最高のごみ集積所を

本紙掲載日:2021-07-13
3面
コンペを知らせるポスター
コンペの対象の一つである、今山八幡宮東参道入り口前のごみ集積所で多くの応募を呼び掛ける主催者
ごみコンペのホームページQRコード

26日までコンペ、アイデア募集−旭化成延岡と山根製作所

 景観や悪臭などから多くの人に敬遠されがちなごみ集積所を、「設置してほしい」と思われるような存在にしようと、旭化成延岡支社の地域活性化推進グループ(元永辰也グループ長)と山根製作所(山根俊輔代表)は、「GOMICOMPETITION(ゴミコンペティション)」を実施している。今月26日までアイデアを募集している。

 山根さん(36)は広島県出身の建築家。乾久美子建築設計事務所に在籍時、延岡市駅前複合施設エンクロスの設計を担当した。「育ててもらった延岡に恩返しをしたい」と独立後は東京と延岡の2拠点で活動中。今回、地域のために何かしたいと日々活動する旭化成同グループと相談を重ね、共催で実施する。

 地域の課題が解決できるようなコンペをしようと課題設定から始めた。同グループの松井隆亮さん、柳田真矢さんと山根さんの3人は、コロナ禍で家庭ごみの量が増え、ごみ集積所で困っている人が多くいることに着目。「生活の中で嫌な物は工夫でよくできるのではないか」と、〃コンペ〃形式で、アイデアを募ることにした。

 募集を前に実態を調査。複数のごみ集積所を実際に見て回り、写真を撮ったり、近隣住民に話を聞いたりした。狭い道路に外部から多くごみが持ち込まれていること、ごみ集積所が近い理由で土地が売れないことなど、困っている人の声を数多く聞いたという。

 対象として山下新天街の入り口と同商店街内の今山八幡宮鳥居(東参道入り口)の2カ所を選定。参加者はどちらか一方を想定して提案する。集まったアイデアは入賞の有無にかかわらず、ホームページで公開。ごみ集積所などに困っている人がそのアイデアを役立てられるようにする予定。また、最優秀賞に選ばれたアイデアを実際に実施予定という。

 アイデアはホームページの提出フォームからデータで提出後、8月上旬に1次審査を行い、5作品を選出する。審査員は元永さん、同所のごみ集積所の管理人である西沢清子さん、延岡市クリーンセンターの甲斐祐逸センター長、山根さんら6人の多彩な顔ぶれ。8月22日午後2時から、6人の審査員によるオンライン公開審査会を行い、最優秀賞、優秀賞、佳作3点を決める。審査員による協議の様子も全てライブ配信する。応募者も見る人もコンペを通し、ごみに興味を持つことも狙いの一つで、「意外と意識が変わるのではないか。次の月の分別の仕方が変わってくるのではないか」と期待する。

 目指すは「みんなが喜び、奪い合う」ようなごみ集積所にすること。山根さんは「ごみ集積所の問題は延岡だけの問題ではない。日本全国に共通するテーマなので、コンペを通して延岡を発信することができるのも楽しみ」と話す。

 誰でも応募可能。市内の中学校、高校にポスターを配布したほか、全国各地の建築や地方創生等について学ぶ学部のある大学にも資料を送付した。応募方法など詳しくはQRコードから。

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