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シキミ収穫最盛

本紙掲載日:2021-07-15
3面
シキミの選別を行う矢野光一さん(中央)(延岡市北川町下塚)

県内有数の産地・北川町下塚

◆部会50人、約100ヘクタールで栽培

 県内有数のシキミ(樒)の産地延岡市北川町下塚で、お盆に向けたシキミの収穫作業が行われている。同町熊田の農業矢野光一さん(37)は、父茂さん(70)と母恵子さん(63)と一緒に収穫と管理に毎日汗を流している。

 現在、北川町しきみ部会は50人。約100ヘクタールの面積で栽培しており、昨年度の出荷額は1億7000万円。同町のシキミは日持ちが良いと評判が高く、JA延岡を通じて西日本を中心に全国の市場に出荷されている。

 光一さんは以前、県外で会社務めをしていたが、実家の農業を継ぐために25歳の時に帰郷。両親を支えながら5品種のシキミを栽培し年間を通じて出荷している。特に忙しいのがお盆前と年末で、現在の主力品種はわせの定光(さだみつ)。

 光一さんと茂さんが主に収穫作業を担い、収穫したシキミは70センチと1メートルの2種類に分けて切りそろえた後、300グラムずつに束ねて梱包(こんぽう)する。

 一連の動きの中で長年の経験が光るのが、古い葉や汚れを素早く発見して取り除く恵子さん。また、長さや枝ぶりの違うシキミを組み合わせてきれいな束にする技術は、茂さんには及ばないという。

 両親から多くのものを学びながら、光一さんも日々進化を目指している。「就農2、3年目まではひと束を作るのにも時間がかかっていました。今は少し上達したかな」と光一さん。8月のピーク時には、午前5時から12時間以上にわたって作業が続く。

 「地域全体でシキミをやっているということが一番大切。自分以外にも地元に戻った若い後継者がいるので一緒に研さんを重ねたい。また高齢になっても続けられるように、品種の選定や植え替えの省力化を研究していきたい」と意気込みを話していた。

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