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私の一冊(4)松本ひろみ法律事務所代表・松本明三さん

本紙掲載日:2021-07-15
7面
中央が「ロビンソン・クルーソー」。左は「世界史の教科書」、右は「100万回生きたねこ」

「ロビンソン・クルーソー」(D.デフォー著、福音館書店刊)

◆引っ越すたび再購入。何度も読む

−−この本との出会いを教えてください。

小学3年生の頃、図書館で適当に手にしました。幼い頃から「どこかへ1人で行きたい」という願望がありました。4年生の時に「むかばき少年1人旅」という、いろんな学校の児童とキャンプをする企画に応募し、地元南郷村(現美郷町南郷)から1人でバスに乗って行きました。
旅や冒険に興味があり、「ロビンソン・クルーソー」のそういうキーワードに引かれたのかもしれません。初めて1冊丸々読み切ったのがこの本で、休みの日1日で読み終えました。

−−どんな内容ですか。

寓話(ぐうわ)ですが、無人島に打ち上げられて二十数年間1人で生活した男性の話です。銃で人や動物を撃ったり、人食いの場面などもあり、当時は怖いイメージがありました。今年のゴールデンウイーク中にも読んだのですが、今振り返ると、主人公が何も無い状況の中、前向きに生きている姿に感銘を受けたのかなと思います。

−−今でも読み返すのですね。

実はこの本は3回ほど買っています。最初に読んだのは図書館の本です。初めて買ったのは小学校高学年で、次が大学時代。引っ越しのたびに無くなるのですが、また欲しくなって買う。宮崎へ帰り、社会人になってからも買いました。妻の実家にもあったのでもらい、今は手元に2冊あります。

−−何度も買い求める魅力は。

何度も読み返すと、読んでいる時の年齢や環境で受け取り方が異なります。主人公は紆余(うよ)曲折、波瀾(はらん)万丈な人生を送ります。私も高校卒業後、2年浪人して、大学時代はたくさんのアルバイトをして宮崎に帰り、県庁で働き、現在弁護士をやっている。読みながら自分がこれまで何をしてきたかを振り返るきっかけになります。

−−事務所にはたくさんの法律の本も並んでますね。

法律の本は仕事の道具ですが、それだけでなく、読むことにより私自身たくさんのものを得ることができる。いくらでも本を買ってしまいます。

−−インターネットではなく、本で調べるのでしょうか。

ネットの情報は不正確なことがあります。法律相談でも「ネットに書いてあったのですけど」と言って、間違った情報を持って来られる方もいます。
本には信頼性があります。著者、出版社などが明記されています。裁判の証拠として本の写しを提出することもあります。慣れ親しんでいるので、本の目次を見て探した方が効率も良いです。

−−他に思い入れのある本はありますか。

「100万回生きたねこ」(佐野洋子著、講談社)は大学時代に買い、なぜか捨てずに持っています。今は子どもに見せています。
あとは世界史の教科書なのですが、全部暗記してセンター試験で満点を取ったのが自慢なので捨てられません。たまに見返して、頑張っていたなと振り返り、仕事のモチベーションにもつなげています。

(延岡市北小路、37歳)

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